チンチラのティモが喜んだ「マルカン リバーシブルヒーター」のレイアウト
この頃のティモ。
おやすみの時間は、天井面に「マルカン ほっとうさ暖リバーシブルヒーター」を重ねた、「KAWAI フルハウス」でゆったり横になってグーグー寝ています。
目次
2015年冬と2016年冬のチンチラケージのレイアウトの違い
今まで、ティモの巣箱・ハウスとして一番愛用されていたのは、「SBSコーポレーション 円筒巣箱」だったのに、何故この頃はいつも「カワイ フルハウス」を愛用するようになったのかというと・・?
2015年の冬と、2016年の冬とで、「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を配置する場所を変えたことが理由のようです。
2015年冬の寒さ対策
昨シーズンのチンチラ「ティモ」の寒さ対策は、2Fの巣箱・ハウスの間にあるステージを中心に暖まるように、「みずよし貿易 遠赤外線マイカヒーターⅡ」をチンチラケージ壁面にレイアウトして、
「マルカン ほっとうさ暖リバーシブルヒーターMサイズ」は、上に乗ったときに暖かさが感じられるように・・と、プラス工房さんのステージ用マットを重ねて2Fフロアーの角にレイアウトしていました。
まとめると、2015年冬のチンチラのティモのための寒さ対策では、暖かさを求めて移動する必要がある ケージレイアウトでした。
実際どうだったかというと、「みずよし貿易 遠赤外線マイカヒーターⅡ」の前にあるチンチラステージで過ごすことは多かったものの、「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーター」の上で過ごすことはとても少なく、横になって気持ちよさそうにしている姿は1度も見られませんでした。
2016年冬の寒さ対策
一方、こちらは今シーズンの寒さ対策のチンチラケージのレイアウトを図にしたものです。
「みずよし貿易 遠赤外線マイカヒーターⅡ」の配置は、ほんの少しSBSコーポレーションの円筒巣箱寄りにずらしたのみですが、「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」の配置を大きく変更して、ティモの巣箱・ハウスである「カワイ フルハウス」の上に乗せてみました。
「カワイ フルハウス」は天井面と床面がメッシュボードな作りなので、通気性がよいのが特徴です。
天井面に乗せれば、暖まった空気がほんわかと「カワイ フルハウス」に漂い、上に乗れば足元から温まることができます。
2016年冬の寒さ対策では、移動して温まることができる場所の他に、暖かさを感じながら過ごすことができる巣箱・ハウスをつくった ことが、2015年冬の寒さ対策と大きく異なる点です。
ティモは上から暖かさが感じられる巣箱・ハウスが好き!
ティモのための2016年冬の寒さ対策をはじめたのは、最低室温が18.3℃まで下がってきた11月8日。
「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を「カワイ フルハウス」の上に乗せて、先にご紹介したチンチラケージのレイアウトにしたのが11月23日。
昨年の冬のレイアウトと同じにしても、「マルカン ほっとうさ暖リバーシブルヒーターMサイズ」を置いた温まるコーナーはあまり利用されないことはわかっていたので、置き場所を変えたいな~と考えていました。
そして思いついたのが、「カワイ フルハウス」の上ではなくて、床面の下に置くというプラン。
でも、何か策を講じないとそのままでは置けないので、どうしたらよいものか・・と考えてみても、よいアイデアが浮かんできません。
と、「カワイ フルハウス」の下に「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を置く方法が思いつくまでの間のレイアウトとして思いついたのがきっかけでした。
「カワイ フルハウス」の上に「マルカン ほっとうさ暖リバーシブルヒーターMサイズ」を置いて2~3日後のティモの様子
2016年冬のチンチラのティモのための寒さ対策が本格的に始まって、2、3日が過ぎたころ。
「カワイ フルハウス」の中で背中を丸めて、うとうとしているティモ。
上にヒーターが乗っていて、暖かい空気が漂っていることに気が付いている様子です。
「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」は、商品名のとおりリバーシブル仕様で、高温面は約38℃、低温面は約30℃です。
低温面を下にして乗せたので、そんなに暖かくは感じないと思うよ?と手を入れてみると、床面はわかりませんが、上の方は手にしっかりと暖かさが伝わってくる程度に暖かく感じられます。
「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を乗せている天井面のメッシュボードを触ってみると、熱が伝わっているので熱くは感じられますが、触わるのに支障はない程度で、「あちっ!」と手を引っ込める動作をする程の熱さではありません。
と触ってみると、ティモの毛先が温まっているのがわかります。
大丈夫なのか?と、こちらの方が心配になってしまいますが、ティモ自身はうとうとと気持ちよさそうにしているので、大丈夫ということなんだと思います。
「カワイ フルハウス」の上に「マルカン ほっとうさ暖リバーシブルヒーターMサイズ」を置いて1週間後のティモの様子
1週間程経つと、「カワイ フルハウス」の中で気持ちよさそうに横になって寝ているティモを頻繁に発見するようになりました。
ティモはとても臆病なところがあって、開口部が広いゆったりとした巣箱・ハウスで寝るのが不安なようで、生後6ヶ月でお迎えしたときからずっと横になって眠る巣箱・ハウスは「SBSコーポレーション 円筒巣箱」で、「カワイ フルハウス」で横になって寝ている姿を確認できるようになるまでに2か月もかかりました。
そんなティモが、横になって寝ている姿を頻繁に見せてくれるようになったのは、「カワイ フルハウス」の上に「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を乗せてからのことです。
正面と側面に大きな開口部があって安心して眠ることが少なかった「カワイ フルハウス」ですが、天井面に「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を置いたことで、上から暖かさが感じられるのが安心感につながり、落ち着いて眠れるようになった のだと思います。
「カワイ フルハウス」の上に「マルカン ほっとうさ暖! リバーシブルヒーターMサイズ」を乗せて大成功
毎日のように、「カワイ フルハウス」で気持ちよさそうに横になって寝ている姿を見せてくれるようになって、「あぁ、ティモが求めていたのはこれだったのか~」と思いました。
今では、お昼のケージのお掃除タイムでも、ペレットを食べた後はお構いなしでぐーぐー寝ています。
ヒーターの上に直接長時間寝ていると低温火傷の心配もでてきますが、「カワイ フルハウス」の上に「マルカン ほっとうさ暖! リバーシブルヒーターMサイズ」を乗せるレイアウトなら、暖かな巣箱・ハウスで過ごす時間が増えても、ヒーターに直接触れていないので低温火傷の心配もありません。
「カワイ フルハウス」の床面の下に「マルカン ほっとうさ暖 リバーシブルヒーターMサイズ」を敷きたいと思っていましたが、もしそうしていたら、ティモは同じように気に入ってくれていたのか?と考えると、そうではなかったんじゃないかと思います。
天気がよい日におひさまにあたりながら日向ぼっこをしているような、そんな心地よさがティモにはちょうどよかったんだと思います。
チンチラの理想環境温度内でも、寒い季節に暖かい場所が心地良いのは人間と同じ
チンチラの適温は何℃?理想的な温度と適応できる温度、熱射病の危険性のある温度について調べてみた の記事で、チンチラにとって理想的な温度や適応できる温度について調べたことをまとめたのですが、チンチラの理想環境温度について書かれている飼育書や獣医学書を大きく分けると、おおよそ10~15℃、10~20℃、17~21℃の3つのグループに分けられました。
冬の季節のティモの部屋の室温は、一番低い時間帯で17℃くらい、平均すると20℃くらいでチンチラの理想的な環境温度の範囲内ですが、ティモは自らすすんで暖かさを感じる場所で眠っていました。
チンチラの理想的な環境温度の範囲内であっても、冬の期間はゆっくりと休む巣箱の中を暖かさを感じられようにしてあげるのがよいと思います。
チンチラは、野生の生活下では、群居性をもち集団で暮らしていた動物なので、棲み家の中は身を寄せ合って暖かさを感じ落ち着くことができる空間だったんだと思います。
ティモに、心地よくて落ち着いて眠たくなる心地のよい巣箱・ハウスをつくってあげられてよかったと思っています。
COMMENTS & TRACKBACKS
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はじめて、ティモとの楽しいブログを読ませていただいてます。
チンチラの事をとても熱心に勉強されており、感心してしまいました。
私は去年から飼いだしたのですが、ただ「可愛い❗」と一目惚れをして、あまりチンチラの事を知らないままに、ペットショップの店員さんに薦められるままに連れて帰るその日にグッズを揃えてしまいました。
ティモのブログを読んで、いかに自分がちゃんと考えて準備もせずに迎えてしまったのかを反省しています。
寒さ対策も、とても参考になりました。
我が家には、1才3ヶ月になる男の子の「ちっち」と、先週お迎えしたばかりのかわいい2ヶ月の女の子、「まめ」という、2匹のチンチラを飼っています。
ゲージは4段だての大きなものを、ならすために間で蓋をして、上下で飼っています。
どちらの子も優しくて人懐っこいいい子達です。
食事ですが、実家の庭にはえている桑の木が、チンチラが食べれて身体にもいい、と知って、乾燥させて枝と葉っぱを与えたり、柿ノ木の枝なども大好きでよく食べています。カボチャの種も取り出して皮ままきれいに洗ってオーブンで焼いて時々あげたら喜びます。ナッツ類は太るのであまり与えないようにしていますが、与えるときは取り寄せたオーガニックの非薫蒸のものにしています。
2匹とも好食いしん坊で、チモシーもカインズホームで普通に買ってきて与えたものを文句も言わずにもりもり食べてくれています。ブログでチモシーの栄養分まで調べておられ、頭が下がりました。私はどちらかというと、栄養も大切なのですが、どうしても毎日沢山食べるものなので海外産のチモシーの農薬が気になってしまいます。ティモのお母さんはその辺はどうお考えですか?
以前無農薬のチモシーを探しましたが見つかりませんでした。
ぱちこさま
メッセージをありがとうございます。
ブログを参考にして下さり、ありがとうございます。
ぱちこさまは、ちっち君とまめちゃんをお迎えされているのですね^^
かわいいだろうな~。
チモシーもよく食べてくれているとのこと、とっても喜ばしいことですね^^
ぱちこさまは、輸入牧草の農薬を心配されているとのこと。
輸入牧草で無農薬のものというと、確かになかなか見当たりませんね。
OXBOWのメドウヘイは、USDA(米国農務省)認定基準をクリアしたオーガニック牧草とうたわれていますが、チモシーだけでなく数種類の有機牧草がブレンドされています。
人間の食事でも、「オーガニック食材を選ぶべき」という説も沢山あるので、
チンチラのように体の小さな子が食べる食事はもっと気を付ける必要があるといえるのかもしれないですが、
私個人的には、その牧草が「無農薬かどうか」よりも、実際に牧草を手に取ってみて、香りや触った感じ、鮮度、色で良い牧草と思えるかどうかでまず判別していて、実際に茎のところを噛んでみて、甘みが感じられるかどうかも確認したりしています。
次に、ティモが喜んで食べてくれるかどうかを様子をみて、「良い」「悪い」を判断しています。
八ヶ岳で無農薬栽培で育ったウーリーさんの牧草を与えることもありますが、「無農薬だから」選んだというより、季節ごとに収穫された牧草も食べさせてあげたいと思って選んだというほうが大きいです。
輸入牧草のよいところは、栽培に適した気候・土地で作られていることと、安定して供給されていることだと思います。
チモシーなどの牧草は寒い気候を好むので、日本だと栽培に適した土地が限られ、供給される量も輸入牧草と比べるとぐんと少なくなります。
何かあった時に、「これじゃないと食べてくれない」と、食べられる牧草が限られてしまうという事態は避けたいので、色んな牧草を試してみて、季節によって国内で栽培された無農薬栽培のものを多く加えたり・・という感じもいいんじゃないかな~と思います^^
これからもどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m