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チンチラにとって理想的な巣箱・ハウスを選ぶポイント

チンチラのティモ ケージレイアウト お迎えするために準備したもの レイアウトプラン

チンチラをお迎えするために準備したものリストの記事に中で、チンチラのティモをお迎えする時に準備した全アイテムを紹介しました。

初めての場所に連れてこられて緊張しているチンチラにとって、ここは安全な場所なんだよとわかってもらい、緊張をほぐしていってあげることが最初のステップです。

そんな中で、自分の身をすっぽり隠すことができて、安心して眠ることができる巣箱を用意してあげることがとっても大切だと思います。

チンチラにとって理想的な巣箱を選ぶポイントについてまとめてみました。

[2016.12.4 UPDATE]

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チンチラにとって理想的な巣箱・ハウスを選ぶポイント

チンチラのティモのケージレイアウト お迎え前に準備したものリスト 巣箱・ハウス chinchilla

巣箱・ハウスは安心して休むために必ず必要なものです。

木製のもの、陶器製のもの、布製のもの、チモシー製のもの・・など素材によっても色んな種類が販売されています。

私はティモに巣箱・ハウスとして3つのアイテムを用意したのですが、選んだときにポイントとしたことは、「ゆったりと横になれる大きさの巣箱を1つ用意する」こと、「ケージの高い位置に取付できて出入り口が狭いタイプの隠れ家的なものを用意する」こと、「材質が木材ではないものも試してみる」ことの3つでした。

獣医学書を読んでみてそうか!と思ったことは、巣箱は2個以上用意するということです。

巣箱・ハウスを2個以上用意する目的は大きく2つあって、1つは設置する場所を二箇所以上に分け低い位置と高い位置に配置するため、もう1つの目的は単調になりがちなケージ内に遊ぶの要素をプラスして、安心して眠るための睡眠用の巣箱と、中で遊んだり齧ったりして遊ぶこともできるような遊び用の巣箱をつくってあげるという目的があります。

私は、巣箱・ハウスをチンチラケージ内の高い位置に2つともレイアウトしているので獣医学書とおりとは言えませんが、低い位置で休みたいときにはティモはホイール回し車の上で休んでいるので、問題はクリアできているのかなと思っています。

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チンチラに適した巣箱・ハウスの「材 質」

材 質

木製が最も適している。

何故木製がよいのかまで詳しく書かれていませんでしたが、木材は加工がしやすいので適した大きさのものが豊富に販売されていることや、齧ることもできるので巣箱としてだけではなく遊ぶこともできるからだと思います。

消耗品として、ボロボロになってきたら新しいものと交換したほうがよいので、買い替えようと思った時に同じものが販売されていない・・というより、常に販売されている定番品の方がよいと思います。

チンチラに適した巣箱・ハウスの「個 数」

個 数

個数について、複数(少なくても2つ)用意するのが基本です。

1つは床に置き、もう一つは天井の片隅にしっかりと固定する。
チンチラは知能の高い動物のため、ケージの中が単調だと退屈してノイローゼ気味になったり、自咬症で脱毛がみられることもあり、隠れ場所としてだけでなく、遊び道具としても巣箱が必要

私は、2つめのポイントである「睡眠用だけではなく遊び用にも用意してあげよう」という記述に大きくうなづきました。

ケージ内にかじり木をレイアウトしてあげたり、おもちゃを与えたりするのに加えて、巣箱・ハウス自体も齧ったりできるとよい気分転換にもなってとてもよいと思います。

そして、巣箱・ハウスをどの位置につけたらよいかということにつながると記述が、チンチラはどちらかというと高い方に寝るのが好きなので、必ず高いところにねぐらを一つ用意するべきだという記述です。

ティモも活動する時間帯は1Fの「生活空間」で過ごすことが多いですが、日中の休息する時間帯はいつも2Fの「くつろぎ空間」で過ごします。

日中の寝ている時間帯なのに1Fに降りてきたときは、「おなかがすいている」とか「2Fがティモにとって暑く感じられるから1Fに避難してきたのかな?」と温度設定を再確認する目安になっています。

チンチラに適した巣箱・ハウス選びは、一つはしっかりとした広さでゆったりと横になれるものを選び、もう一方で素材が木材ではないものや遊び心のあるものを選んでみるのもいいんじゃないかな~だと思います。

チンチラに適した巣箱・ハウスの「サイズ」

サイズ

サイズについても記載されている文献は少なかったですが、「ザ・チンチラ」では、内寸15cm×20cm程度、「フェレット、ウサギ、齧歯類-内科と外科の臨床-」の中で30cm×25cm×20cm必要と書かれている記述があると書かれています。

ティモはカワイ フルハウスの中でゆったり横になって眠れているので、カワイ わらっこ倶楽部 座ぶとんMサイズと同じサイズである、内寸27cm×19.5cmがあればよいんじゃないかなぁと思っています。

[参考文献] 「わが家の動物・完全マニュアル チンチラ」(スタジオ・エス発行 2000年)
「ザ・チンチラ」(誠文堂新光社発行 2002年)
「カラーアトラス エキゾチックアニマルの診療指針」(インターズー発行 1998年)
「フェレット、ウサギ、齧歯類 -内科と外科の臨床-」(学窓社発行 1998年)
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チンチラ「ティモ」に選んだ巣箱・ハウス

チンチラのティモのケージレイアウト お迎えする前に準備したものリスト 巣箱・ハウス chinchilla

SBSコーポレーション 円筒巣箱

SBSコーポレーション オリジナル円筒巣箱

ティモをお迎えしたときに用意した3つの巣箱の中で、最も気に入ってくれた巣箱です。トンネルタイプで開口幅は直径8cm、長さが30cmあるので、中は広々しています。安心して眠れる巣箱として愛用されています。

直径:φ160 長:300 開口部:φ80mm アスペン材

カワイ,kawai,フルハウス

KAWAI フルハウス

主に遊び用の巣箱として、おもちゃを持ち込んだり、ゆったり横になって寝たいときに愛用されている巣箱です。ウッドネジが2セットと、アジアンビタチモシー製の座布団(Mサイズ)が付属されていて食べても安心なので、災害時には非常食となるように、定期的に新しいものと交換しています。天面と床面のメッシュボードは取り外すことができるので、チンチラケージで使用して古くなってきたら新しいものと交換して、古いものはへやんぽコーナーに配置して使ったりしています。

ウッドネジ×2セット、座布団M×1枚付

天面と床面のメッシュボードはスライドして取り外し可(ケージ壁面に固定する前の段階に限る)

マルカン チンチラのおへや

マルカン チンチラのおへや

ティモに是非入ってもらいたいな~と願っていた『マルカン チンチラのおへや』。陶器製なので暑い時期には質感が心地良く、チンチラが顔をぴょっこり覗かせている姿はなんともかわいらしいです。しかし、ティモのチンチラケージに用意した3つの巣箱の中で、『マルカン チンチラのおへや』だけは1ヶ月程度様子をみてみても一度も利用されている様子がみられませんでした。サイズが十分ではなく、横になって眠れる形ではないので、2つ目以降の巣箱として検討するのにむいている商品だと思います。遊び用の巣箱として『マルカン チンチラのおへや』を選んだら、睡眠用の巣箱は木製のゆったり横になって眠れるサイズ・形状のものを選んであげてほしいと思います。

幅:φ172 高:204mm 陶器製