チンチラのティモに理想的なホイール回し車を用意してあげたい!と海外サイトから個人輸入したときのお話
「チンチラのティモをお迎えする日までに、チンチラケージにホイール回し車を設置しておいてあげたい・・・」
そう思った私は、2014年11月、チンチラにとって理想的なホイール回し車を探し始めました。
日本国内のメーカーさんでは欲しいものが見つからず、海外へと視点を変えて探し回り、香港のショップサイト「多多龍(Totoro Supplies)」さんで、このホイール回し車を見つけました。
YouTubeの動画で見て一目惚れした、「ChinWorld」さんの「Leo Braun 15″ Exercise Wheel」の残った在庫を、在庫1個限り!として販売しているお店を見つけて購入したと思っていたのですが、2019年に入ってから改めて「多多龍(Totoro Supplies)」さんのサイトを訪れてみると、また在庫有りになって販売されているのを発見しました。
「あれれ??」と思ってショップサイトの説明文をよく読んでみて気が付いた私の勘違い。。
もしかしたら、ティモと同じを探し求めている方もいらっしゃるかもしれないので、私が個人輸入したときの話をしたいと思います。
代表的な国内メーカーから販売されているホイール回し車を探してみる
日本国内で小動物の飼育用品を販売されている国内メーカーというと、「KAWAI」、「SANKO」、「マルカン」、「GEX」といったメーカーさんが代表的ですが、ハムスターやリスなどの体のとても小さな動物用のホイール回し車はいくつか販売されていても、チンチラが使用できるサイズのホイール回し車を販売されているメーカーさんはほとんどありません。
国内メーカーさんから販売されている大きなサイズの代表的なホイール回し車は、「サイレントホイールフラット 30」と「メタルサイレント 32」の二つで、サイレントホイール フラット30の直径は30センチ、メタルサイレント32の直径は32センチ、メーカーはどちらも三晃商会さんです。
No. |
メーカー |
商品名 / 詳細 |
SHOP |
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SANKO |
メタルサイレント 32 |
R | |
ホイール径:約32cm ホイール幅:約12cm |
||||
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SANKO |
サイレントホイール フラット 30 |
R | |
ホイール径:約30cm ホイール幅:約13.5cm |
三晃商会さんのオフィシャルサイトを拝見すると、「メタルサイレント 32」も「サイレントホイール BIG 【廃番】(新:サイレントホイール フラット 30)」も対象生体の中にチンチラが含まれていますが、私はこのどちらも選びませんでした。
なぜかというと、チンチラにとって理想的なホイール回し車だとは思えないからです。
チンチラにとって理想的なホイール回し車の条件
三晃商会さんの「メタルサイレント 32」や「サイレントホイール BIG またはフラット」を実際にチンチラに使用されている方も沢山いらっしゃいますし、問題なく使えているよ~という方も多いと思います。
ですが、私が心配なのは、大きさがチンチラにとって十分ではなく背骨に負担をかけてしまうのでは?と思うことと、メッシュ素材は肢を挟めてしまう危険性があると思うこと、プラスチック素材は丈夫とはいえないと思うことで、さらにいうと何も気にせずに思いっきり走れるのか疑問です。
では、どのようなホイール回し車が理想的だと思うのかをまとめると、
チンチラにとって理想的なホイール回し車の条件 |
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。 。 |
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されており、 。 |
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で、 なもの。 |
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。 |
欲を言えば、音が静かだという条件も加えたいですが、上記で挙げた条件の方が安全面に関わることなので重要です。
理想にぴったりなホイール回し車「Leo Braun 15″ Exercise Wheel」
チンチラにとって理想的なホイール回し車の条件を全て備えたホイール回し車は、どういうわけか日本ではほとんど見つけることができません。
諦めきれなかった私は、海外で販売されているホイール回し車をどうにかして取り寄せようかな・・と、視点を海外にむけることにしました。
参考になったのは、海外のYouTubeです。
チンチラがホイール回し車を走っている動画を探し、タイトルや説明に書かれている商品名をチェックして、インターネットで検索する。
そうした方法で探していたところ、GoSanDiegoChargerさんのYouTubeチャンネルで「ChinWorld」さんが「Leo Braun 15″ Exercise Wheel」という名のホイール回し車を説明している動画を見つけました。
そう思って調べてみると、かつてはアメリカでポピュラーに販売されていたホイール回し車だったようですが、現在 ChinWorldさんは閉店してしまっており、「Leo Braun 15″ Exercise Wheel」も販売されていないことがわかりました。
香港の『多多龍』さんのサイトで見つけた「LEO BRAUN 15″ EXERCISE WHEEL」
うぅー、どうしてもこのホイール回し車が欲しい。。
どこかに売れ残った在庫品が残っているのではないか?と思って探し続けていると、香港の『多多龍(Totoro Supplies)』というお店で、「LEO BRAUN 15″ EXERCISE WHEEL 在庫1つ限り」と販売されているのを発見しました。
発見できたことに興奮気味な私は、
HK$ 2,380.0- (2019年1月のとある日の換算レートで計算すると、約33,170円)
「タイワントランス」さんに代行をお願いして個人輸入
当時の価格と比べると商品価格はおおよそ倍。
アメリカ製のものを香港で販売しているからっていう理由もありそうだけれど、きっとプレミアムがついて価格が跳ね上がっているんだろうと解釈した私は、売り切れたら大変だっ!と思って、台湾や中国、香港のショッピングを代理購入してくれる『タイワントランス株式会社』さんにお願いして、個人輸入に踏み切りました。
国際送料や振込手数料、代行手数料などを合せて、かかった費用は約44,000円。(※ 現在は最低手数料が当時よりも1,000円ほど値上げされています。(2019年1月現在))
個人輸入代行をお願いできる先を探して見積をお願いしてみると、代行手数料や送料だけでなくレート換算もお店によって個々に異なるため、お店によって価格が倍近くまで差があり、私が見積を依頼したお店の中では「タイワントランス」さんが最も良心的な価格を提示してくれました。
最近になって再び『多多龍』さんのショップサイトでIn Stock に?
こうして、我が家にやってきた「多多龍」さんで購入した「LEO BRAUN 15″ EXERCISE WHEEL」。
ティモが楽しそうにホイール回し車を走っている画像をみて、「どこで買われたのですか?」と問い合わせを下さった方もいらっしゃったのですが、その時に私は、「ChinWorldさんは現在閉店してしまっていて、在庫1個限りで売られていたものを私が購入してしまったので現在は売られていないんです。。」とお答えしていました。
私自身、「ChinWorld」さんの「Leo Braun 15″ Exercise Wheel」を購入したものだと思って疑っていなかったので、現在は購入できないものを紹介するのもなぁ・・と思って、どうやって購入したのかということも記事に書いてこなかったのですが、つい最近になってティモが愛用しているホイール回し車が「ChinWorld」さんの「Leo Braun 15″ Exercise Wheel」ではないことを知りました。
※ |
2019/10 追記:オリジナルはLeo Braun氏が製造販売していたもので、ChinWorldさんは復刻版を取り扱いされていた販売店の中の一つでした。 |
どうして知ったのかというと、『多多龍』さんのサイトで再び在庫ありになって販売されているのを知ったからです。
価格は私が購入した2014年11月よりも値上げされて、HK$ 2,580.0- (2019年1月のとある日の換算レートで計算すると、約35,960円)
今回はしっかりと商品説明も読みました。Google翻訳を利用して翻訳してみると、
新しく改善を加えたLeo Braun Styleのチンチラ用エクササイズホイールです。
愛するチンチラや動物の肢を挟めてしまい骨折する原因となるワイヤーや軸はありません。取付金具は原型のスタイルを改善し、より強く安定したものになりました。アメリカ製です。
と書かれています。
「あれ!? そうだったの!??? 新しく作られたものだったの??」
私が購入したときも同じように説明されていたんだろうか・・?そう思って、2014年11月に購入したときに記録しておいたスクリーンショットを振り返ってみると、全く同じ説明がありました。
あの時商品説明をよく読んでいたら、それでも購入したかなぁ・・と想像してみると、在庫1個限りという状況が変わらないならやっぱり買っていただろうな~と思います。
しかし、幸いだったのは品質が良かったこと。
使用し始めて4年になりますが全く問題なく使えており、ティモもお迎えした直後から大のお気に入りで毎日一生懸命走って遊んでくれているので、結果としてよかったかなと思っています。
今後は慌てずに落ち着いて、説明文もよく読もうと思います!
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