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お迎えしたばかりだからこそチンチラケージに用意しておいてよかったと感じた4つのアイテム

ChinchillaVie | お迎えしてまもなくのチンチラのティモ

2014年12月、生後6ヶ月になるチンチラのティモと私たち夫婦の生活の始まりました。

チンチラケージで暮らすティモが、安全に安心して快適に過ごせるようにと一生懸命考えて準備したケージレイアウト。

まず最優先にすべきなのはチンチラケージの中が安全だとわかってもらうことなので、離れた位置から様子を伺っていたのですが、夢中になってホイール回し車を走ったり、眠るときには必ず全身を隠して眠ることができる巣箱に入るなど、お迎えしたばかりで緊張しているからなのかな?と思える行動がいくつかありました。

お迎えしたばかりのチンチラのティモの様子をみていて、お迎えしたばかりだからこそチンチラケージに用意しておいた方がよいと感じた4つのアイテムがあるので、そのお話をしたいと思います。

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お迎えしたばかりのチンチラのティモのケージに用意しておいてよかったと思う4つのアイテム

チンチラのティモをお迎えしたときのケージレイアウト

こちらは、チンチラのティモをお迎えする際に用意したチンチラケージのレイアウト。

ティモの動線や実際に過ごす様子を目に浮かべながら、安全で安心・快適な住まいになるようにと考えてレイアウトしたものなのですが、この中でお迎えしたばかりのティモに特にレイアウトしてよかったな~と思ったアイテムは、

お迎え時にチンチラケージに用意しておいてよかったと思ったアイテム

夢中になって遊べるホイール回し車

全身を隠して眠ることができる巣箱

好きなときに自由に砂浴びできる砂浴びボックス

上から丸見えな状況を防ぐケージの屋根を覆う布

の4つのアイテムでした。

これらのアイテムに共通していることは、新しい環境に緊張して不安に感じる気持ちを和らげるために役立つアイテムということです。

それぞれ、どのように役立ったのかを説明しますと、

夢中になって遊ぶことができるホイール回し車

ホイール回し車を全速力で走るお迎えしたばかりのチンチラのティモ

ティモのチンチラケージにお迎えした段階から用意しておいてよかった~と、私が一番感じたのがホイール回し車です。

鶯谷のうさぎさんからティモをお迎えした日、お家に帰ってきてチンチラケージにティモを案内したときのこと。

ティモはすぐにステージを登ったりすることはなく1Fの床板の上をウロウロしていて、「フゥ、クゥ・・」と小さくか細い声で鳴いていたのですが、わずか1、2分後にはホイール回し車に乗って走り出しました。

ちょっと走るといった程度ではなく夢中になって走っているといった様子で、飛ばされてしまうのではないかと心配になるほど猛スピードでした。

生まれ故郷から日本にやってきて、色々な嫌な思いもしただろうから、今までため込んできた思いが爆発したのかな・・?とも思いましたが、何度も何度も繰り返しホイール回し車に乗っては走っているティモを見ていて、きっと不安な気持ちを紛らわせようとしているんだろうなと感じました。

緊張した気持ちを抱えながらチンチラケージの片隅でじーっとしているよりも、夢中になって遊べるアイテムがあるほうが気を紛らわせることができると思います。

ティモの場合は夢中になって遊べるアイテムがホイール回し車でしたが、どのチンチラも皆ホイール回し車が好きとは限りません。

興味を持ってくれるアイテムは皆それぞれですが、特にお迎えしたばかりのチンチラには、ケージ内で興味を持って遊ぶことが出来るおもちゃなどのアイテムを是非用意してあげてほしいと思います。

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全身を隠し安心して眠ることができる巣箱

ChinchillaVie | お迎えしたばかりのティモが最も気に入ってくれたSBSコーポレーションの円筒巣箱

チンチラのとって理想的な巣箱・ハウスを選ぶポイント の記事の中で、巣箱は睡眠用と遊び用に2個以上用意しましょうと説明しているのですが、私はティモをお迎えするときに形や素材の異なる巣箱を3つチンチラケージに用意しました。

ChinchillaVie | チンチラのティモのケージレイアウト①(お迎え時)

ChinchillaVie | チンチラのティモに用意した巣箱① SBSコーポレーションのオリジナル円筒巣箱 ChinchillaVie | チンチラのティモに用意した巣箱② KAWAI フルハウス ChinchillaVie | チンチラのティモに用意した巣箱③ マルカン チンチラのおへや

No.

メーカー

商品名 / 詳細

SHOP

1

SBSコーポレーション

オリジナル円筒巣箱

S

アスペン材 直径:160 長さ:300mm 入口:80mm

2

KAWAI

フルハウス

天然木 幅:290 奥行:210 高:180mm

3

マルカン

チンチラのおへや

陶器製 幅:φ172 高:204mm

この3つの中で、『マルカン チンチラのおへや』は全く入ってくれる気配がなかったので1ヶ月程様子を見て他のアイテムと交換したのですが、『SBSコーポレーション 円筒巣箱』と『KAWAI フルハウス』はティモの巣箱として定着しました。

ただ、2つの巣箱の過ごし方には違いがあって、『SBSコーポレーション 円筒巣箱』はティモが安心して眠ることができる巣箱として気に入ってくれたようで、お迎え日の翌朝には中に入って寝ている姿が見られましたが、開口部の広い『KAWAI フルハウス』で横になって寝ている姿を見せてくれたのは、お迎えしてから1ヵ月近く経ってからのことでした。

きっと、『SBSコーポレーション 円筒巣箱』の入口が狭くて中は広々しており全身を隠して横になれる形状だということが、気に入ってくれた理由なんじゃないかな?と思います。

お迎えしたばかりのチンチラに最優先されるべきことは、家族になった私たちと仲良くなることではなくて、チンチラケージ内が安全で安心できる自分の住まいなんだと認識してもらうことです。

お迎えしたばかりのチンチラにとって、周囲を気にすることなく安心して眠ることができる巣箱があるかどうかはものすごく重要なことだと思います。

お迎えしたばかりのティモが安心して眠ることができると気に入ってくれた円筒巣箱
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好きなときに自由に砂浴びできる砂浴びボックス

ChinchillaVie | チンチラのティモをお迎えするときにケージに用意した砂浴びボックス

チンチラは砂浴びが大好きな動物です。

また、チンチラは南米アンデス山脈の寒く乾燥した山岳地帯に棲息する動物なので、緻密性の高い繊細な被毛を潤すために皮脂腺からラノリンという分泌物が分泌されており、余分な分泌物は毛をベタベタにさせたり、毛玉や皮膚疾患の原因となってしまうため、健康を維持するためにも砂浴びをして余分な分泌物を取り除く必要があります。

砂浴びの必要頻度については書籍によって書かれていることが異なりますが、健康維持のためだけでなくストレス発散の役割もあるので、私は毎日砂浴びをさせてあげるのがよいと思っています。

チンチラケージの中に砂浴びボックスを常備しておくことは、飼育書や獣医学書においてもおすすめされていないのですが、私はティモのチンチラケージの下記の図面に記した位置に砂浴びボックスを配置しました。

ChinchillaVie | チンチラのティモをお迎えしたときのケージレイアウト 砂浴びボックスの位置

鶯谷のうさぎさんからは、「砂浴びがとっても大好きな子です。」と聞いていたのですが、砂浴びをしている様子を私たちに見せてくれるようになるまでに2週間程かかりました。

もしも、チンチラケージの中に砂浴びボックスを用意せずにケージのお掃除をしている間だけ・・などと時間帯を限定してしまっていたら、なかなか私たちが見ているそばで砂浴びができなくて困らせてしまっただろうなと思います。

飼育書や獣医学書に書かれているようにチンチラケージ内に砂浴びボックスを常備しないようにするにしても、お迎えして新しい環境に慣れるまでのしばらくの間は、好きなときに砂浴びができるように砂浴びボックスをケージ内に用意してあげてほしいと思います。

なお、私はお迎えしてしばらくの間ではなくてティモが大人になってからもなお、チンチラケージの中に砂浴びボックスを常備しています。

砂浴びボックスをチンチラケージの中に入れておかないよう書籍に書かれている理由は、寝床にされてしまうと呼吸器疾患の原因になったり、角膜を傷つけてしまう可能性があるという理由や、衛生面に心配があるからいう理由が多いです。

もしも、ティモが砂浴びボックスの中で横になって寝てしまったり、不衛生な状態が心配になるようだったら考え直そうかとも思いましたが、1日2回のケージのお掃除のタイミングで、オリジナルの砂漉し器で砂をふるって異物を取り除き、砂の交換を2、3日置きに行うことで不衛生な状態になることもなく、ティモの場合は寝床にする様子もみられないので、問題ないと判断するに至りました。

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上から丸見えな状況を防ぐケージの屋根を覆うカバー

ChinchillaVie | チンチラのティモをお迎えしたときのケージレイアウト。屋根は厚手の布で被いました。生後6ヶ月のティモにはまだハンモックは早いかもしれないので、わざと上には登れない位置にレイアウトして、屋根の役目を担ってもらうことにしました。

私はティモのチンチラケージの屋根に、上から丸見えな状況を防ぐために布を被せています。

私たちとの生活に慣れいたずらが増えてきてからは、簡単に引っ張ったりできないように布を何枚も重ねて縫い合わせたものを使用するようになりましたが、お迎え当初に乗せていたのは手ぬぐいやキッチンマットといった有り合せのものでした。

私がチンチラケージの屋根には上からの視線を遮るように工夫してあげるべきだと思うようになったきっかけは、先代のチンチラによるものでした。

『三晃商会 イージーホームハイメッシュ』を使用していたときに、余分に購入した専用の木製すのこの置き場所に困って、ケージの上に乗せていたのですが、収納で使おうかな?と思って持っていったところ、先代のチンチラが慌てた様子をみせたからです。

私はその時に、「そうかそうか、チンチラケージの屋根に木製スノコを乗せたことで影が出来て安心できていたのに、取られて困っちゃったんだね。今まで気が付かなくてごめんね。」と強く思いました。

以来、上から丸見えな状況を防ぐためにケージの屋根を覆うものを必ず用意してあげようと思うようになりました。

ティモはケージの屋根に何も覆うものがない環境を体験させたことがないので体験談はありませんが、ハンモックを屋根に見立てると、陰になったエリアに配置されたチンチラステージでぼーっとしている姿がよく見られました。

ChinchillaVie | お迎えしたばかりのティモが気に入ってくれた屋根に覆われたステージ

チンチラケージの中が安全で安心して過ごしてくれるためのひと工夫として、是非上から丸見えな状況を防ぐケージ屋根カバーを施してほしいと思います。

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まとめ

チンチラのティモをお迎えしたときに、チンチラケージ内に用意しておいてよかったな~と思った4つのアイテムを紹介しました。

要約すると、

興味を持って遊ぶことができるアイテムをチンチラケージ内に用意することで、新しい環境に緊張した気持ちを和らげることに役立つ。

安心して休むことができるプライベート空間をつくってあげるために、用意する巣箱のうちの一つは全身を隠して休むことができる形状のものにすることがおすすめ。

新しい環境に緊張して、なかなか人前で砂浴びができない場合もあるので、新しい環境に慣れるまでのしばらくの間はチンチラケージ内に好きなときに砂浴びができる環境を用意してあげてほしい。

ケージ内は安全で安心して過ごせるチンチラの住まいなんだと認識してもらうために、上から丸見えな状況を防ぐケージ屋根カバーを用意してあげてほしい。

ということになるかなと思います。

お迎えしたばかりのチンチラのために最優先するべきことは、チンチラケージの中が安全で安心して過ごせる自分の住まいなんだとわかってもらうことです。

そっと離れた場所からチンチラケージで過ごしている様子をみつつ、安心して眠っている姿や楽しそうに遊んでいる姿を見る機会が日に日に増してくるように、我が家の愛チンチラに合った工夫をしてあげてほしいな~と思います。