初めてのへやんぽコーナーづくりで猛反省!注意するべきだったと後悔したパーティションの桟の隙間の事故防止対策
December 15, 2014
チンチラケージのお掃除中にティモが外に出てきても安全な環境を整えるため、へやんぽコーナーをつくることにしました
ティモをお迎えして3日目。
昨日までは、ティモがチンチラケージから出てこないように・・と、ケージの1F部分のお掃除を素早く済ませる程度にしたのですが、金網メッシュすのこの上に手作りの床板を敷いている分、お掃除には時間をかける必要があり、どうしたものかと悩んだ私たち。
手元にあるチンチラの飼育本を読んでみると、新しい環境や飼い主である私たちにもまだ慣れていないことや、免疫力も低下していることから、1週間程度はチンチラケージの外からそっと声をかける程度のコミュニケーションに留めるよう書かれています。
そのとおりにするべきだとは思ったのですが、チンチラケージのお掃除中にティモが外に出てきても安全な環境を整えておくことは、へやんぽをさせるかどうかに関わらず必要なことだと思うので、へやんぽコーナーを整えることにしました。
初めてのへやんぽコーナーづくりで注意して準備したこと
初めてのへやんぽコーナーづくりで注意して取り組んだことは、
初めてのへやんぽコーナーづくりで気をつけたこと
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の4つでした。
私たちとの信頼関係が築けていない状態で、最初から広い空間で遊ぶことができるようにしてしまうと、コミュニケーションをとるのが難しくなってしまうので、まずは目を離さずに見守ることができる狭い空間から始めるのがベストだと思います。
また、慣れない空間で身を隠す場所がないのは不安だと思うので、全身を隠して遊ぶことができるアイテムも配置しました。
パーティションの桟の隙間が盲点に!あわや大事故につながるところでした!
開封していないウッドチップを階段代わりにして、さて、ケージのお掃除を始めるかと扉を開けると、そんなに時間が経つことなくティモが外に出てきました。
怖がって出てこないかな?と思ったものの、チンチラは好奇心旺盛だからか、ティモもチンチラケージの外の世界に興味があったようです。
「ヒューヒュー」と小さな小さな声で鳴きながら、辺りをちょこまか動き回るティモ。
ティモがチンチラケージから外に出てきても、決して無理に触ったりせずに、そっと見守ろうと肝に銘じ始めたことなので、ティモが傍に寄ってきても動かずに瞳だけティモを追いかけていました。
へやんぽコーナーは仕切ってあるし、齧り防止対策もしてあるから・・と、興味深々に動き回るティモを安心した気持ちで見守っていた私たちですが、ティモがパーティションの桟をクンクンとにおいを嗅いた次の瞬間、桟と桟の隙間に首を突っ込んでしまいました。
「ギャ―――!! どどど、どうしようっ!!!」
目の前の光景に心臓が止まりそうになって慌てふためいている私たちをよそに、ティモはきょとん?とした様子で、スッポリ隙間を通り抜けて、へやんぽコーナーの外に出ていきました。
「・・・・・。ほっ。よかった。。。。。。」
私たちが見ている前で起きたことと、ティモが挟まって動けなくなることなく抜け出てくれたことが幸いして、怪我などもなく済んだのですが、あわや大惨事になるところでした。
先代のチンチラは桟の隙間を通り抜けようとするそぶりすら見せなかったので、ティモもそうだろうと過信してしまったことをとても反省しました。
初めてのへやんぽのタイミングで、神様が注意するよう教えてくれたんだと、何事もなかったことに心から感謝しました。
問題点は直ちに改善!パーティションの桟の隙間の事故防止対策
心臓のドキドキがなかなか治まらない私たちでしたが、問題点はすぐに改善しなければ!とティモにはケージに戻ってもらい、すぐにパーティションの桟の隙間の事故を防止する対策を施すことにしました。
今回、生後6ヵ月で体重が約360gのチンチラのティモが首を突っ込んでしまったパーティションの桟の隙間は約35mm。
時間があれば新しく購入したりもできたのですが、今あるもので何とかしようとすると、使えそうなものは沢山ストックしてあった「KAWAI がじがじフェンス M」を使うのがよいかなと、パーティションにウッドねじを使って固定することにしました。
パーティションの桟の隙間の事故防止対策に使用したアイテム
今回の一件で痛感させられたこと
パーティションに「KAWAI がじがじフェンス M」を固定したことで、桟の隙間をいたずらすることもできなくなったので、一件落着となったのですが、今回の件を通じて、桟と桟の隙間には気をつけなくてはいけないなと痛感させられました。
もし、首を突っ込んだまま身動きがとれなくなってしまったら、パニックを起こしてしまい、極度のストレスで腸内環境が一気に悪化して急死してしまう可能性もありました。
また、無事に通り抜けられたとしても、ティモが遊んでいるときに目を離してしまっていたとしたら、通り抜けたことに気がつかずに、危険な場所に行ってしまったり、電源コードを噛んで感電死してしまっていたかもしれません。
今回は幸い難を逃れることができましたが、危ない可能性があるとわかったのに何も改善しようとしなければ、次はありません。
チンチラケージとして不適切なケージを選んだ場合にも同様の危険性が考えられます
今回のような桟の隙間に関わる怪我や事故の可能性は、チンチラに不適切なケージを選んでしまった場合にも起こる可能性があります。
チンチラケージとして、キャットサークルを代用されている方もいらっしゃいますが、体が十分に大人になって、桟の隙間に首を突っ込もうとしたり、桟を噛む癖がないことを十分に確認したうえで使われているんだと思います。
キャットサークルをチンチラケージ代わりに使われている方の写真や動画をみて、安易な気持ちで真似をしてしまうと事故につながる危険性が極めて高いので、特に初めてのケージ選びでは絶対にやめるべきだと思います。
初めてのへやんぽコーナーづくりで注意して準備したいと思うポイント(改)
ティモの初めてのへやんぽコーナーづくりで気を付けたことは4つあると申しましたが、今回の失敗を経験して、下記のように5つのことに気を付けるべきだったと反省しました。
初めてのへやんぽコーナーづくりで注意したいポイント
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パーティション等に隙間がある場合は、首を突っ込む、後肢を挟む等の怪我や事故につながる可能性があるため、隙間の事故防止対策を施すこと |
そして、チンチラケージから出ている間は決して目を離さないこと も鉄則として、今後もずっと守っていこうと強く思いました。
今回、大事に至らずに済んだことを心から感謝して、これからは私の不注意でティモを危険な目に遭わせることのないように気を引き締めていきたいと思います。