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おトイレの配置を最初から決めないほうがよいのかも?よくおトイレする場所がパターン化してきました

February 22, 2015

【 ティモとの生活:72日目 】

おトイレ中のチンチラのティモ

チンチラケージの1Fに用意しているおトイレは使用されたりされなかったり・・

チンチラのティモのケージ1Fに用意したおトイレ

2014年12月にティモをお迎えしたときから、チンチラケージの1Fの右奥にレイアウトしている『KAWAI わらっこ倶楽部 ごろ寝ソファー』の中にウッドチップを敷き詰めたおトイレ。

『KAWAI わらっこ倶楽部 ごろ寝ソファー』はアジアンビタチモシーでできていて、ウッドチップを敷いていてもオシッコを一部透してしまうので、トイレ容器の素材としては適しているとはいえませんが、お迎えしたばかりのティモには、柔らかくて角が尖っていない素材の方が安心できていいな~と思って選びました。

チンチラのおトイレについて飼育書を調べてみると、

チンチラはトイレを一定の場所に行わないが、排泄物の臭気は少ない。

「カラーアトラス エキゾチックアニマル 哺乳類編 増補改訂版」(霍野晋吉、横須賀誠 著 / 株式会社緑書房発行 / 2019.3)より引用

と書かれていますが、トイレ容器を設置すればそこでオシッコをするようになる子もいるようなので、一番おトイレをしそうな入り隅におトイレを配置しました。

お迎えして約2ヵ月程経って、おトイレの使用頻度を振り返ってみると、それほど愛用されているとはいえない状況です。

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チンチラケージの中でよくオシッコする場所がパターン化してきました

チンチラのティモのケージレイアウト 2015年2月

こちらは、2015年2月時点のティモのチンチラケージのレイアウト。

チンチラケージの1F、金属製のメッシュスノコを覆うように敷いた手作りの床板に配置されているものは、牧草ポットと砂浴びボックス、おトイレの3つで、図に表すとイラストのようになります。

1日2回行っているチンチラケージのお掃除で、消臭洗浄液を吹きかけて乾かしておいた予備の床板と交換したり、おトイレとして配置している『KAWAI わらっこ倶楽部 ごろ寝ソファー』の中のウッドチップを交換したりもしているのですが、いつも汚れているところを振り返ってみるとパターン化してきていると感じるようになりました。

よくオシッコをする場所は、イラスト上の青い点線で示した3ヵ所で、1つはおトイレの中ですが、2つは牧草ポットと砂浴びボックスを配置している周辺のエリアです。

もしかしたら、牧草ポットや砂浴びボックスのある場所はティモにとって守りたい大切な場所だから、「ここは僕の大切な場所だよ。」とマーキングの意味合いもあるのかもしれません。

よくオシッコをする場所を中心に床板の上にもウッドチップを敷くことにしました

よくオシッコをする場所を中心にウッドチップを敷くエリアを拡大したチンチラケージ

チンチラケージの1Fにおトイレを用意していたものの、それ以外の場所をおトイレ場所にすることも多いことがわかったので、よくオシッコをする場所を中心に手作りの床板の上にもウッドチップを敷くことにしました。

これで、ティモがよくオシッコをする場所には全てウッドチップが敷かれている環境となりました。

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トイレ容器を配置するタイミングはよくオシッコをする場所のパターンがわかってからの方がよかったかもしれません

ティモをお迎えする前にチンチラケージのレイアウトを考えていた際、『ケージの床環境は足にやさしく、安全に、安心して着地できる環境にしてあげたい』と思って、そのためには床面に隙間をつくらず平らにすることを第一優先に取り組んだのですが、床敷き材についてももっとよく考えてあげればよかったなと思いました。

よくオシッコをしそうな場所を想像して、予めおトイレを配置しておくのも一つの方法ですが、まずは全体に床敷き材を敷いて様子をみて、よくオシッコをする場所がパターン化してきてからトイレ容器を配置するほうが、チンチラにとってわかりやすくてよかったかもしれません。

今回私が感じたようなことが、「-わが家の動物・完全マニュアル- チンチラ」に書かれていました。

ウサギ用やフェレット用などのトイレ容器を設置すれば、そこでオシッコをするようになる個体もいます。ただし、どのチンチラも確実に1ヶ所だけでオシッコをするとは限りませんし、砂浴びの習慣をもつチンチラは、オシッコで汚れたトイレ砂の上でも砂浴びをしてしまいます。トイレを設置するよりは、汚れた床材を毎日交換するほうがいいでしょう。

「-わが家の動物・完全マニュアル- チンチラ」(Richard C.Goris 総監修 霍野晋吉 医学監修 / 株式会社スタジオ・エス発行 / 2000.10)より引用

お迎え時からトイレ容器を配置するにしても、それ以外の場所でもおトイレをする可能性を考えて床敷き材を敷いておいて、よくおトイレをするパターンがわかってきたら、ウッドチップを敷くエリアを必要に応じて減らしていくといった方法のほうがよかったと思います。

チンチラのおトイレについて、「チンチラはおトイレを覚えるの?」と疑問に思う方もいらっしゃるかと思いますが、「覚える」というのとはちょっと意味が違うかなと思います。

一般的にイメージする「トイレを覚える(しつけ)」とは、人間がおトイレ場所を決めて、「ここでおトイレするんだよ。」と教え、そこでおトイレをするようになるという順番ですが、チンチラの場合は、おトイレ場所を決めるのは人間ではなくてチンチラです。

なので、順番で表すとチンチラがよくオシッコをする場所があって、そこに飼い主がトイレ容器を設置すると、おトイレとして利用されるようになるといった順序です。

チンチラにとっては自然な流れなので、「しつけられた」とか「教えられた」という感覚はないと思います。

おそらく、おトイレ場所が1ヶ所のみという子のほうが少ないんじゃないかなと思いますが、どの子にもおトイレする場所の「癖」というか「パターン」があると思うので、よくおトイレをする場所を観察して、床環境も衛生的に整えてあげられるとよいんじゃないかなと思います。