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チンチラのティモが3歳になりました

チンチラのティモ 1歳と2歳と3歳 顔立ちの比較

チンチラのティモをお迎えしてから約2年半が経ち、2017年6月8日にティモは3歳の誕生日を迎えました。

チンチラケージ正面に設けられた2つの小窓からいつも、「おかえり~」「どうしたの?」「どこか行くの?」「ペレットをもっと食べたいよ」などといっぱい想いを伝えてくれるティモ。

飼育観察記録とともに写真を振り返りながら成長に沿って写真を並べてみると、2歳と3歳は写真が入れ替わっても気が付かなそうだけれど、1歳のティモは幼い表情でまだまだ体もちっちゃくて、変化に差があって面白いな~と思いました。

その他にはどんな違いがあるんだろう?と調べてみたくなりました。今まで撮り溜めた写真や飼育観察記録を振り返ってみたいと思います。

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チンチラ「ティモ」の体重の変化

チンチラのティモの体重測定の様子

成長ぶりが一番わかるのが体重の変化なので、まずはチンチラのティモの体重の変化をグラフにしたものを見てみたいと思います。

決まった日に行うというところまできっちりと管理できていないので、間隔にバラつきがありますが、グラフにしてみるとこんな感じに。。

チンチラ「ティモ」の体重の変化 お迎え時から満3歳まで

1歳を過ぎてからも体重は増加していて、1歳半を過ぎた頃に落ち着きました。

2歳と3歳の体重の違いは食事量などによるものだと思いますが、2歳を過ぎてから半年くらい体重が凸凹と増減してしまった点は改善しなくちゃいけない点だなぁと思います。

1歳 2 歳 3 歳
556.0 g 608.5 g 623.0 g

チンチラ「ティモ」の1日あたりのうんち量の平均値を比較

体重は、1・2・3歳と年を重ねるごとに増加しているティモですが、うんちはどうなの?というと、

チンチラのティモの1日あたりのうんち量の平均値

グラフにするとこんな感じになります。

グラフをみてみると、年齢に関係なくそんなに変わらないように見えます。年齢ごとに平均値を出してみると?

0 歳
( 生後6ヶ月~11ヶ月 )
1 歳
( 1歳~1歳11ヶ月 )
2 歳
( 2歳~2歳11ヶ月 )
15.94 g 15.62 g 16.06 g

ほんのちょっぴししか変わりませんが、体重が増えた割に1歳の時の方が0歳の時よりもうんち量が若干少なく、2歳になってから改善したという結果になりました。

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チンチラ「ティモ」の牧草の与え方を比較

チンチラのティモの牧草の与え方の比較 0歳から3歳まで

ティモに与えた牧草の種類や割合、与え方を年齢別に示してみました。

ティモをお迎えしてからしばらくの間は、お迎え前に過ごしていた鶯谷のうさぎさんと同じ牧草をメインとして与えていたのですが、その後どうするのがよいのか試行錯誤を繰り返しました。

当時私は、「ティモが気に入ってくれる牧草を見つけてあげたい!」と色んなメーカーやショップの牧草を試していて、お気に入りの牧草を見つけるためにチモシー1番刈りと同じくらいの量のチモシー2番刈りなどの柔らかい牧草を与えていました。

その後、高消化性繊維と低消化性繊維のバランスがよいチモシー1番刈りが不正咬合の予防や胃腸の蠕動運動に最も理想的なんだと気が付いて、この牧草がいい!と思える牧草に出会ったのですが、それはティモが1歳になってからのことです。

牧草の与え方についても、最初は何をよく食べているのかを知るためにチモシー1番刈りやそれ以外の牧草を数種類それぞれ束にして牧草ポットに寄せ植えのように入れて与えていました。

ティモが1歳4ヶ月になった2015年10月に、数種類の牧草を混ぜ合わせてから与える方法に変えて、現在に至っています。

1歳の時よりも2歳になってからの方がうんち量も改善しているので、チモシー1番刈りの割合を増やしたことや混ぜ合わせて与えるようにしていることがよい効果をもたらしてくれているんじゃないかなと思います。

ティモに与えていた牧草の歴史を振り返ると、私もティモと一緒に成長しているんだな~って感じます。

チンチラ「ティモ」とのコミュニケーションのためにしてよかったと思うこと

チンチラのティモとの距離 夫バージョン

ティモと私たちが積み重ねてきた時間。最初は臆病な面が多かったティモも徐々に心を開いてくれるようになり、次第にちょっかいをだしてきたり内に秘めた個性が表れるようになりました。

最初は膝の上でペレットを受け取ってちょっと離れたところで食べていたティモが、段々膝の上で食べるようになり、そのうちペレットを与えていないときでも膝に乗ってくるようになりました。

私に対してよりも夫に対して恐る恐るなところがあったティモですが、1歳を過ぎた頃から横になると腕に乗ってくるようになり、2歳になると眉毛を引っ張ったり髪の毛にいたずらをしたりするようになり、3歳になった現在では頭の上に乗ったり顔を踏みつけていったりすることもあります。

そんな様子をみていると、「あぁ、ティモとの距離が縮まったんだな~」「ティモが信頼してくれているんだな~」って感じます。

「手を伸ばせば届くくらいの狭いスペース」から部屋んぽデビューしてよかった

振り返ってみて、「よかったな~」と思うのは、ティモをお迎えして部屋んぽをさせるときに狭いスペースから始めたことです。

こちらは、ティモの部屋んぽコーナーを図にしてみたものです。

チンチラのティモの部屋んぽコーナー

部屋んぽコーナーの広さが異なるのは、引越すことになって広く部屋んぽコーナーをとれるようになったからなのですが、最初から広い部屋んぽコーナーにせずに狭いスペースから始めたのが成功だったな~と感じています。

ティモからしたら、部屋んぽコーナーを走りたいのに私たちが真ん中にずんと座っていて邪魔だったと思いますが、どこに行くにしても私たちのすぐ傍を通らないといけませんでした。

手を伸ばせば捕まえられる距離にいても捕まえたりしないで接し続けたことで、ティモは段々と「自分に怖い思いをさせたりする気はないんだな」とわかってくれるようになり、信頼してくれたんだと思います。

狭いスペースから始めることのメリットは、信頼関係を築くためともう一つ、目を離さずに事故を未然に防ぐ目的もあります。

チンチラは好奇心が旺盛で、特に幼少期や部屋んぽデビューしてしばらくの間は思わぬ事故がおきる危険性も高いので、目が届く狭い範囲に限定して遊ばせるようにした方がよいと思います。

「ペレットは手で与える」習慣をつけてよかった

チンチラのティモ ペレットを食べている様子

もう一つ、振り返ってみて「よかったな~」と思うのは、ペレットの与え方についてです。

私はティモのチンチラケージにペレット用の食器を設けておらず、ペレットは全て手で与えています。

飼育書では、「お迎えしたチンチラとコミュニケーションをとるために、まずはケージ越しにレーズンなどを与えてみましょう」と書かれていますが、ペレットで十分だと思います。

ペレットは、主食である牧草だけでは偏りがちな微量栄養素を補うために毎日少量を与えるものなので、「どうして今日はくれないんだ!?」というストレスを与えずにすむし、手を食器替わりにすることで身近に感じてくれるので手を怖がらなくなってもらうための練習にもなります。

仲良くなるために最初の一歩としておやつに頼ってしまったら、おやつを与えることが習慣になってしまい、チンチラはいつもおやつを期待するようになります。

そうなると、普段から食事を選り好みするようになったり、本当におやつの力を借りたい、例えば、「食欲がないとき」「嫌な思いをして機嫌が悪くなったとき」「頑張って動物病院に行ってくれたとき」「薬を飲ませるためのカモフラージュとして使いたいとき」には、既に美味しい味を覚えてしまっていて舌が肥えてしまっているために、期待しているような効果を発揮できない状態になってしまいます。

甘くて美味しいおやつは「特別なとき」のためにとっておいて、普段のコミュニケーションにはペレットを用いることをおすすめします。

部屋んぽタイムは「ティモが潜れる丈のパーカーを羽織る」ようにしてよかった

隙間に挟まったり潜ったりするのが大好きなチンチラのティモの様子

ティモは上着の中に潜り込んだり、隙間にぐぐっと体を挟み込んだりするのが大好きです。

ティモをお迎えする前に鶯谷のうさぎさんで初めて対面したときも、腕の中の隙間にぐぐっと鼻を押し当てて目をつぶり落ち着いた様子になったティモ。

きっとティモの個性なんだろうな~と思って、そんな個性を活かしたいとティモと接する時間帯はいつもモコモコ素材のパーカーを羽織ることにしました。

ティモは嬉しそうにパーカーの中に潜り込んできたり、紐を引っ張って遊んだりするようになり、お昼のお掃除のときにはケージの外に出てこなかったのに、一目散にパーカーの中に入ってきて、掃除している私の姿をじーっと眺めながら過ごすようになりました。

3歳になった現在では、パーカーの中で横になって寝転んだり回転したりするようになって、仰向けになっているティモをおんぶして上下に揺らして遊んだりもしています。

部屋着パーカーをつかったチンチラのティモとの遊びも3歳になってパワーアップ

モコモコパーカーは真冬仕様なので夏に羽織るものではないのですが、一年を通して羽織っていると、「私も暑く感じるから、ティモはもっと不快なんじゃないかな?」とか敏感に感じ取れるようになったので、高温多湿に適応できないチンチラのティモのための夏の対策にも役立ってくれています。

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ティモの個性に合わせてゆっくりとちょっとずつ触れ合える度合いを増やしていきたい

ペレットを与えながらティモをタッチ

ティモをお迎えした生後6ヶ月のときから満3歳を迎えるまでの、ティモと私たちとの記録を振り返ってみました。

最初はできなかったことが少しずつできるようになり、「あぁ~、ティモと私たちの距離がより親密になっているんだな~」と感じるところも沢山あるけれど、まだまだ希望通りとはいかないところもあります。

それは、「抱っこ」です。

ティモを自由に抱っこできるようになりたいけれど、ティモが何かに夢中になっている隙をみて抱き上げたり、高いところに登ってしまったときに抱っこして救出したり・・といった程度で、「いつでも問題なく抱っこできる」とはいえません。

チンチラは、自然界では捕食されてしまう弱い立場の動物なので、臆病で怖がりやすく、「抱っこ」は「捕まる」ことと同じで身の危険を感じて怖くなってしまうんだと思います。

抱っこされることを怖がらない子もいるので皆が皆そうだとはいえませんが、チンチラの立場になって想像したら当然だろうな~と思うし、臆病な面はティモの個性だと思って受け止めています。

私の希望を押し付けたりしないで、ちょっとずつ、ちょっとずつ・・。

ティモのペースに合わせて触れ合いながら、「怖い」とか「何されるんだー!?」と感じてしまう機会をなくして、自然と抱っこしたり触れ合える度合いを増やしていけたらいいな~と思います。