チンチラのティモのための移動用キャリーレイアウト
ティモは、おうちでは得意気になってはしゃいだりわんぱくですが、慣れない場所ではとっても緊張する子です。
ティモに出会わせてくれた、鶯谷の「うさぎさん」にティモがやってきた日のことを振り返っても、「この子はビビりなところがあって・・」とティモの様子を教えてくれたことを振り返ると、ティモの個性なんだと思います。
さらに、お世話になっている柴又の「うさぎと鳥・小動物の専門病院 バニーグラス」の進藤院長も、初めてティモをみて「この子は緊張が強い子ですね」と第一声でそうおっしゃったのも、そうだろうなぁと思います。
三晃商会ライトキャリーをチンチラ「ティモ」用にレイアウト
緊張をちょっとでも和らげてあげられるようにしたい。。
そのためには、出かけるという経験を重ねていきながら、「最初は怖かったけれど、大丈夫だった。」という事実を繰り返していくこと。
そして、キャリーの中はよく見慣れた環境で居心地がよく、いたずらをしたり気を紛らわすための道具が備わっていることが大切なんじゃないかと思っています。
三晃商会ライトキャリー内のレイアウト用に用意したもの
ハウス
隙間の目隠し効果・おもちゃとしてのかじり木
牧草入れ・給水ボトル
角が鋭角なものを避けること
です。
肩からバッグをかけて歩いているときや車中でも、キャリーの中では足元が不安定になったり揺れることもあります。
おっとっとーとなっても、ぶつかるところが柔らかい素材だったり、着地面を気にせずにいれる床素材の方が、神経をとがらせる原因を減らすことができると思います。
ライトキャリーの床は、隙間が10mm角のメッシュ床すのこです。
せっかくオシッコも下のトレイに落ちて、うんちも下に落ちるように工夫されたメッシュ床すのこですが、
私は特に移動時にはそういう機能面よりも肌触りがやさしく、やわらかいものにしてあげたいので、上に敷き物を敷いて使っています。
今まで敷いていたのは、カワイ わらっこ倶楽部のうさぎの座ぶとんMサイズ。
素材は申し分ないのですが、困っていたのはサイズが合わないこと。
メッシュ床すのこと平行に敷くと奥行が足りず、座ぶとんとメッシュ床すのこの間に隙間が出てきてしまい、垂直に敷くと幅が長くなるのでずれやすい。
ぴったりサイズのものが欲しいなぁと探していて出会ったのが、PLUS工房さんのサイズ特注のオーダーメイドでした。
ラタンキャリーMサイズにぴったんこマットのデザインで、サイズをライトキャリーのメッシュ床すのこに合わせた幅410mm、奥行220mmにして頂けないかと相談したところ、快諾して下さいました。
さらにサイズについては、私のお願いしたサイズよりもほんの少し大きくした方が足にもよいと思うとアドバイスをしてくれて、是非そのようにお願いしたいと注文。
オーダーメイド価格は2,000円(税抜)。保冷剤用ポーチと合わせて製作期間は10~14日間程とのことでした。
そして、こちらがPLUS工房さんがティモのために作って下さった防水マット。
表地はポリエステル100%、裏はポリウレタンコーティングが施されています。
ライトキャリーに敷いてみると、PLUS工房さんがおすすめしてくれたとおり、足を挟んでしまいそうな隙間はどこにも見当たりません。
ありがたや、ありがたや。。
もちろん、汚されてしまっても、洗濯機で丸洗いOKなのもとっても心強いです。
といっても、なんだかもったいなくて、手洗いで丁寧に丁寧に洗って干そうっと。
念願が叶って、ライトキャリーにぴったりなサイズの肌触りがやわらかくて、ティモの足にも優しい敷物を使えることになりました。
そして、こちらがキャリー用のティモのハウスである、カワイ わらっこ倶楽部 トンネルハウスです。
ティモは部屋んぽエリアでもよくトンネルハウスで遊んでいるので、馴染みのある商品です。
トンネルハウスはアジアンビタチモシー製なので、もしもハウスの中にいるときに揺れて足元がふらついてぶつかってしまったとしても、硬くて痛いという素材ではありません。
さらに、齧れるというのがとってもよいです。
ティモは移動中、よくトンネルハウスのアジアンビタチモシーを齧ったり、引っ張ったりしています。
気を紛らせたり、暇つぶしになるのもとってもよいことです。
ライトキャリーの本体は金網メッシュは、通気性がよいことに加えて、アイテムを固定したりレイアウトしやすいのもよいところだと思います。
できるだけいっぱいいたずらができる、楽しめる空間にしてあげたいので、ティモの大好きなかじり木を使って、飾りつけをすることにしました。
使うのは、カワイ がじがじフェンス Sサイズです。
同シリーズのMサイズは入りませんが、Sサイズなら余裕をもって入るので、天井面にも側面にもつけることができます。
私の帰省は車で1時間程ですが、もし渋滞に巻き込まれたり予期せぬ事態で時間がかかってしまったらいけないので、牧草入れと給水ボトルもつけるようにしています。
そんなに沢山入らなくてもいいので、給水ボトルも小さいサイズで、牧草入れはかなり前に買ったものの使っていなかった手持ち品の中から探して代用することにしました。
ここでも、角が鋭角なぶつかって怪我をする危険が想像できるようなものを選ばないように心掛けました。
チンチラの「ティモ」のためのキャリーレイアウト:実際の使い心地
写真は後から撮ったものも使っているので、順序がごちゃまぜになってしまいますが、お盆に帰省したときのレイアウトはこんな感じでした。
天井面のフックが片方外れたままになってしまっていますが、その後気が付いて直しましたのでご心配なさらずに
カワイ がじがじフェンス Sサイズを3つ使って、1つはトンネルハウスの奥に、2つは天井面につけて、目隠し効果といたずら防止を図りました。
ティモの様子:往路
行きはトンネルハウスの中で、牧草を食べながら過ごしていました。
久しぶりとはいえ、「でかける」とはわかっていたようで、特に「出して――!!」という行動をすることもなく、落ち着いた様子でした。
よかったなと思ったのは、
ことです。
落ち着いてくれていたので、見ていて私も安心することができました。
ティモの様子:復路
帰りは、実家でもっと遊びたがっているティモを何とかキャリーに入るように仕向けたので、最初は興奮気味。
でも、車中では、トンネルハウスに入らずに金網ごしにじーっと私の姿を見ていました。
トンネルハウスの上の狭い隙間にもぞもぞと入っていって、金網に身をもたれかかるティモ。
ティモは狭い隙間が大好きだから、いいのかな??
もしかして、キャリーとバッグの間に挟んだPLUS工房さんの保冷剤入りポーチのひんやり感も味わってくれているのかな?
トンネルハウスがあれば、その上の天面にはがじがじフェンスをつけなくても、隙間からいたずらするということもなさそうだぞ?と実感。
がじがじフェンスが天面になければ、その分2cm程高さが広くなるので、次回はそうしてみるかな?
チンチラのティモのためのキャリー内のレイアウトをバージョンアップ
実際に使ってみて、次回はこんなレイアウトにしてみようと思っています。
天井面につけていたがじがじフェンスを側面に。
それに伴って、給水ボトルは牧草入れ側に設置することにしました。
レイアウトを整えた上で重さを量ってみると、2716gありました。
レイアウト前は1674gだったから、約1kg増えたことになるのか。
さらにティモが入って、牧草に水が加わって、肩掛けバッグに入れるわけだから、推定4kgはありそうです。。
うむー。。軽くはないけれど、居心地重視で次回はこのレイアウトでいきたいと思います。