チンチラの湿度対策に除湿機を取り入れようかな?2016年発売の4社5機種の除湿機を比べてみました

チンチラのための湿度対策 2016年発売の除湿機をメーカー4社で比較してみる カタログの写真

チンチラのティモのための夏対策として、暑さ対策も湿度対策もエアコンのみに頼っていた2015年。

エアコンの運転モードを「除湿冷房」にしてみても、室温が下がるばかりで湿度はほとんど下がらないという状況に悩まされました。

ならば、湿度対策に除湿機を用いてみようかな?と除湿機の購入を検討することにしました。

チンチラのための夏対策では、チンチラにとって理想的な環境温度の範囲内まで室温を下げるか、湿度の条件を加えてチンチラの適応できる温度の範囲内でエアコンの温度設定を行うかのどちらかの方法で取り組む必要があります。

除湿機にはどんな種類があってどのように特徴が異なるのか、チンチラの飼育環境の湿度を下げるために除湿機を用いる場合にはどんな性能に注意して検討するのがよいのか、2016年発売の除湿能力が9~12リットルクラスの除湿機4社5機種、『panasonic F-YC120HMX』『SHARP CV-F120』『MITSUBISHI MJ-120LX』『MITSUBISHI MJ-100LX』『CORONA CD-H1016』の性能を比較しながら考えてみたいと思います。

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梅雨から夏にかけての湿度対策に適している除湿機はどの方式?

除湿機には、除湿する方法によって大きくわけると、コンプレッサー方式とデシカント方式(ゼオライト方式)の2種類の方法があります。そして、その両方を併せ持ったハイブリッド方式というものもあり、3つの分類から選ぶことができます。

簡単に紹介すると、コンプレッサー方式は梅雨から夏場におすすめ、デシカント方式は冬におすすめ、ハイブリッド方式は通年利用できると紹介されています。

コンプレッサー方式

コンプレッサーを通して冷媒(フロンガス)を循環させ、冷却器で湿った空気を冷やして湿気を水滴に変える。エアコンの除湿と同じ方法。

【メリット】

室温が高い場合の除湿力が大きいので、梅雨から夏場向き

デシカント式よりも電気代が安い

デシカント式よりは室温上昇が少ない

【デメリット】

室温が低いと効率が低下する

コンプレッサーを動かすので、冷蔵庫やエアコンの室外機のような「うなる音」がする

コンプレッサーと熱交換器は主に金属でできているので本体の重量が大きい

デシカント方式

水分の吸着性能に優れたゼオライト(乾燥剤)で水分を取り除く方式で、冷媒(フロン)を使わずに除湿可能。ゼオライトに水分を吸着させ乾いた空気を吹き出します。吸着した水分は、ヒーターであたためられ熱交換器内を通り、冷やされて水滴に戻りタンクにたまります。

【メリット】

冬季など低温時でも高い除湿性能を発揮する

比較的軽量

【デメリット】

コンプレッサー方式よりも室温上昇が大きい

ヒーターで温めてから熱交換器で冷やされるので、コンプレッサー方式よりも電気代がかかる

ハイブリッド方式

両方の特徴を持っているためハイブリッドという名称が付けられています。夏季など温度・湿度共に高い環境ではコンプレッサー方式による駆動を行い、冬季など温度が低い環境では、デシカント方式による駆動を行います。

【メリット】

冬季など通年を通して除湿機を有効に活用できる

【デメリット】

両機能を搭載しているのでコストが高い

コンプレッサー方式とデシカント方式の両方の特徴を併せ持つので、室温上昇や音、本体の重量があることなどのデメリットもある

All About  除湿機の選び方   コンプレッサー方式とデシカント(ゼオライト)方式を参考

除湿機の購入を検討する1番の目的は、梅雨から夏の室温が高い期間の湿度対策なので、三つの方式で比較するとコンプレッサー方式が一番良いと思います。

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2016年発売のコンプレッサー方式の除湿機(除湿能力10リットル前後)を4社5機種で比較

頂いてきたパンフレットは、panasonic、SHARP、MITSUBISHI、CORONA、ZOJIRUSHI、HITACHIの6社。

そのうち、ZOJIRUSHIとHITACHIはデシカント式だったため、panasonic、SHARP、MITSUBISHI、CORONAの4社のパンフレットをみてみると、除湿能力が、5、6リットルのコンパクトなもの、10リットル前後の主流なもの、18リットル級のハイパワーなものと3つのグループができました。

チンチラのための湿度対策 2016年発売の除湿機のラインナップを一覧にしてみる パナソニック シャープ 三菱電機 コロナの4社

どのメーカーも、除湿「強」モードで、室温27℃、相対湿度60%を維持し続けたときの1日あたりの除湿量の表していて、左が東日本の50Hz、右が西日本の60Hzです。

一番種類も多く比較しやすい10リットル前後のコンプレッサー方式とハイブリット方式の除湿機を比較してみたいと思います。

チンチラのティモのための湿度対策を考える 2016年発売のハイブリッド、コンプレッサー方式の除湿機を比較検討してみる

「価格」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 価格の比較表

価格は梅雨入りした2016年6月5日時点で価格ドットコムさんの価格推移グラフを参考にさせていただきました。

製品によって機能に差があるので、同じ土俵に並べて比較するのもフェアではないですが、一番安価な除湿機が『CORONA CD-H1016』、一番高価な除湿機が『panasonic F-YC120HMX』でした。

比較している機種の中で、『panasonic F-YC120HMX』だけがハイブリット方式で、1つの機器の中にコンプレッサー方式とデシカント方式の両方の機能を併せもっているため、価格が高いのもそうだよな~と思います。

「本体の大きさ」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 本体の外形寸法と質量、キャスターの比較

次に、本体の大きさです。機器の大きさは除湿能力が大きい方が大きくなるはずですが、除湿能力が9~10リットルと、11~12リットルくらいの違いでは機器の大きさにそれほど差はみられません。奥行寸法で比較すると、『CORONA CD-H1016』が一番スリムです。

重さはやはり、コンプレッサー式とデシカント式両方の機能をもったハイブリッド式のpanasonic F-YC120HMXが一番質量もあります。

『SHARP CV-F120』は除湿能力11~12リットルの割に、除湿能力9~10リットルの『CORONA CD-H1016』と100グラムしか変わらず、除湿能力も併せて考えると『SHARP CV-F120』が一番軽量といえます。

移動に便利なキャスターはどの機種にもついていて、どの機種も横方向のみに動くキャスターがついています。

 

「除湿能力・消費電力や電気代」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 除湿能力と消費電力 1時間当たりの電気代 除湿面積の目安の比較

今回の比較では、除湿能力が9~10リットルの機種と、11~12リットルの機種が混在しているので、2つに分けて比較をしてみると、除湿能力が9~10リットルの機種の中で一番消費電力や電気代が抑えられているのは『CORRONA CD-H1016』、除湿能力が11~12リットルの機種では『SHARP CV-F120』でした。

同じ除湿能力が9~10リットルであっても、一番抑えられている『CORONA CD-H1016』と『MITSUBISHI MJ-100LX』では消費電力が50Wも異なるのが印象的でした。

除湿面積はメーカーによる差はなく、除湿能力の違いによって2つにわかれました。

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「使用可能温度と予想される室温上昇」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 使用可能温度と予想される室温上昇の比較

続いて、使用可能温度と予想される室温上昇についてです。

使用可能温度というのは除湿が行われる温度の範囲のことで、この範囲を超えると安全のために除湿は行われません。

使用可能温度を下回った場合には、除湿した水が凍結してしまう恐れがあるために送風運転のみを行い、上回った場合は本体内部の温度が上がってしまうため保護装置が働いて、除湿を行わずに送風運転のみを行います。

比べてみると、『panasonic F-YC120HMX』だけが他の除湿機と特徴が異なっていますが、これはデシカント方式の特徴を兼ね備えているからだと思います。

梅雨から夏の期間の除湿対策を目的とすると、使用可能温度に関してはどの機種にしても問題はありませんが、室温の上昇範囲はとても気にかかるポイントです。

こちらも、デシカント方式の機能を併せ持った『panasonic F-YC120HMX』だけが異なる特徴を示し、室温の上昇範囲は8℃程度まで可能性があるとしています。

コンプレッサー方式の3社を比較すると、『SHARP CV-F120』だけが5℃程度まで上昇するとしていて、『MITSUBISHI MJ-120LX』、『MITSUBISHI MJ-100LX』、『CORONA CD-H1016』は4℃程度としていますが、実際に家電量販店で展示品の吹き出し口に手をあててみると、人の体温以上の熱風が吹き出していました。

チンチラの夏対策として湿度対策を取り入れる目的で除湿機の購入を検討している私には見逃せない問題ですが、メーカーとしても、除湿機の使用用途は衣類乾燥が主で、動物の飼育環境の湿度を下げる目的で開発されたものではないので、全て自己責任です。

パンフレットの中にも、下記の内容の室温の上昇に関する注意書きが必ず記載されています。

除湿機はお部屋を冷やす機能はありません。むしろ運転中は熱を発生しますので室温は上がります。

チンチラの湿度対策に除湿機を用いる場合には、除湿機が吹き出す熱気による室温の上昇の影響を受けないように、換気をしたり空気を循環させる必要があり、この対策ができない場合には除湿機を購入するべきではありません。

「運転音」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 運転音の比較表

運転音についても気になります。

除湿モードを弱にした場合と、強にした場合でそれぞれ比較すると、除湿「弱」の場合、運転音が一番抑えられているのが『panasonic F-YC120HMX』、除湿「強」の場合は『CORONA CD-H1016』が一番抑えられているという結果でした。

『CORONA CD-H1016』は、除湿モードを強にした場合と弱にした場合で運転音の差は3dBなのに対して、『panasonic F-YC120HMX』は14dBあります。

運転音で比較すると、『CORONA CD-H1016』か『SHARP CV-F120』が好印象です。

「操作パネル」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 運転モードと操作パネルの比較

各機種の操作パネルをまとめてみると、このようになりました。

『MITSUBISHI MJ-120LX』は液晶表示部分が大きいのが特徴的で、他はボタンとその上に選んだモードが点滅する仕組みで似ています。

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「運転モード・タイマー」の比較

2016年発売 除湿能力9~12リットルのコンプレッサー方式の除湿機の除湿モードとタイマーの比較表

手動で選ぶ除湿モードを比較してみると、「強」と「弱」のモードはどの機種にも備わっていますが、「中」のモードがあるのが、『panasonic F-YC120HMX』と『SHARP CV-F120』です。

自動の除湿モードで比較すると、『MITSUBISHI MJ-120LX』だけが湿度を設定できるようになっているのが特徴的でした。

タイマーを比較してみると、切タイマーでは『MITSUBISHI MJ-120LX』と『CORONA CD-H1016』だけが1~9時間の間で1時間ごとに選べるのに対して、『panasonic F-YC120HMX』と『SHARP CV-F120』は3つの選択肢の中から、『MITSUBISHI MJ-100LX』は2つの選択肢から選ぶ方式です。

入タイマーに関しては『MITSUBISHI MJ-120LX』だけが設定可能です。

除湿モードの「強」を選ぶと熱風がより一層勢いよく吹き出すことになるので、「弱」のモードがあればよいと思いますが、あとは「中」のモードを希望するかどうかです。

また、自動の除湿モードもおまかせで設定されるのは湿度60%前後で、条件を満たされると自動的に送風運転に変わってしまうので、常に60%以上の状態を保つことになり、湿度を下げたいという目的では必要な機能ではありません。

タイマーもないよりはあった方がよいといった感じですが、長時間タイマーを選択できても排水タンクの容量を満たしてしまうと自動的に運転は停止してしまうので、比較検討する内容としてはそれほど重要ではない気がします。

「排水タンク容量・持ち運びやすさ」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 排水タンク容量 持ち運びやすさの検証

続いて、排水タンクの容量と排水タンクの持ち運びやすさについてです。

タイマーの比較でも少し述べましたが、タイマーで長時間設定できたり、除湿能力が優れていても、排水タンクがいっぱいになってしまえば、それ以上除湿を継続して行うことはできないので、排水タンクの容量は比較材料としてとても大きな要素だと思っています。

比較してみると、『CORONA CD-H1016』が圧倒的に排水タンクの容量が大きく、また持ち運びに便利なハンドルもついているので、排水タンクに関する比較では一番優れているといえます。

「別売品の有無」の比較

チンチラのための湿度対策 2016年発売除湿機比較 panasonic F-YC120HMXとSHARP CV-F120-w、三菱電機 MJ-120LX、MJ-100LX、コロナ CD-H1016の計4社5機種 別売り品についての比較

最後の比較は、別売品が用意されているかどうかです。

各機種の別売品について表にしてみると、別売品として用意されているのはフィルターのみでしたが、『panasonic F-YC120HMX』と、『MITSUBISHI MJ-120LX』、『CORONA CD-H1016』に用意されている別売フィルターはちょっと意味合いが異なります。

『MITSUBISHI MJ-120LX』の場合、本体の背面パネル自体がフィルターを兼ねているので、『MITSUBISHI MJ-120LX』に用意されたフィルターは追加してフィルターをもう1枚増やしたいときに選ぶオプション品です。

一方、『panasonic F-YC120HMX』や『CORONA CD-H1016』に用意された別売フィルターは、通常の使用ではフィルターを交換する必要はないけれど、破損したときや汚れがひどいときなど希望に応じて購入できるフィルターです。

フィルターは、どのメーカーも2週間に1度程度掃除することを推奨していて、どのように掃除すればよいのかもパンフレットに記載されているのですが、正しく掃除ができないとフィルターが目詰まりを起こしたり破損や変形しやすいです。

そう考えると、万が一フィルターを破損してしまったり、汚れがひどく交換したくなった場合に別途フィルターを注文できる『panasonic F-YC120HMX』や『CORONA CD-H1016』がよいなぁと思います。

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まとめ

チンチラのティモの夏対策として、除湿機を用いた湿度対策を取り入れるために、2016年発売の除湿能力9~12リットルのコンプレッサー方式とハイブリット方式の除湿機(4社5機種)を比較してみましたが、内容をまとめてみると下記のようになりました。

2016年発売のコンプレッサー方式除湿機(除湿能力9~12ℓ)の性能比較

比較してみて最も優れているな、こっちの方が理想的だなと思ってチェックした部分をピンク色で囲ってみると、ピンク色で囲った項目が最も多いのが、『CORONA CD-H1016』でした。

項目によって優れている機種が異なったりと特色は様々ありましたが、中でも排水タンクの容量が一番大きく、別売フィルターを購入でき、商品価格が一番手頃という項目がポイントとなって、『CORONA CD-H1016』を選びました。

ただ、購入してみてわかったことですが、チンチラのための夏の湿度対策に除湿機を用いるのがベストな選択とは限りません。

特に、吹き出す熱気によって室温が上昇するため、閉め切った室内でエアコンと除湿機を両方使用しようとすると、エアコンが熱を感知して一生懸命室温を下げようと過剰運転するため、エアコンの故障につながるばかりでなく、チンチラに吹き出す熱の影響や運転音がかえって飼育環境を悪化しかねません。

除湿機の購入を検討する場合には、除湿機をチンチラの飼育ケージから離れた場所や隣の部屋に置くなどして、換気を十分に行い、空気を循環させることができるといった条件をクリアできてからのほうがよいと思います。

チンチラのティモのための湿度対策で愛用 コロナ CD-H1016

コロナ 衣類乾燥除湿機 CD-H1016

【電源】:交流 100V 50 / 60Hz 【除湿能力(L/日)】:9.0 / 10.0

【消費電力(W)】:195 / 230 (ヒーター併用時 495 / 530)  【タンク容量】:約4.5Lで自動停止

【外形寸法】:570 × 365 × 202mm 【総質量】:12.0kg 【付属部品】:ウイルス抑制・除菌・脱臭10年交換不要フィルター(1枚)

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