牧草の栄養成分を調べる [日本標準飼料成分表(2009年版)]

日本標準飼料成分表2009年版 乾草と輸入乾草の一般成分組成表

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日本標準飼料成分表 [2009年版]

先日、農林水産省図書館で閲覧させてもらった「日本標準飼料成分表」。

とっても内容が濃くってとてもメモって帰れないので、振り返ってみたいと思うページだけでもコピーをとろうと、1枚20円でコピーをとらせて頂きまして・・。

だいぶ削ったつもりですが、それでもコピー代金は1,000円を超えてしまいました・・。

 

関連記事はこちら農林水産省図書館にやってきた

 

日本標準飼料成分表は、1章、2章、3章と分かれていて、1章では「日本標準飼料成分表の性格と利用上の注意」について、2章に「飼料成分表」が記載されており、3章は「付属資料」として飼料成分の分析法や消化試験法などが記載されています。

私が今回コピーをとらせていただいたところは、2章の「飼料成分表」の「一般成分組成、消化率、栄養価」の中の、「乾草」の分類の中から、「牧草類」と「輸入乾草」の部分と、「無機物含量」、「アミノ酸含量」、「ビタミン含量」のところです。

牧草については、「生草」「サイレージ」「乾草」と3つの分類があったのですが、私たちがいつも食べさせている牧草は「乾草」になるので、「乾草」をみていきたいと思います。

「一般成分組成、消化率、栄養価」

「一般成分組成、消化率、栄養価」の中には、飼料ごとの「一般成分組成」の他に、(1)牛、(2)豚および鶏の場合の「消化率」と「栄養価」のことが記されていて、「牧草」は、(1)牛の場合 に分類されています。

書かれている内容はというと、「一般成分組成」には

水分 飼料中の「水」の含量で飼料の品質や乾物摂取量に影響する。
粗たんぱく質 : CP ケルダール法によって求めた窒素(N)含量に、6.25を乗じて求めたもので、真にたんぱく質の含量を示しているものではない。
たんぱく質中の窒素含量は、たんぱく質の種類により多少異なるが、平均的に16%ほどとされている。 したがって窒素(N)量からたんぱく質量に換算するには、その逆数である6.25 をかけて求める。

粗脂肪 : EE 脂肪は、水には溶けず、有機溶媒によく溶けるので、試料をエーテルで処理すると 試料中の脂肪分は、エーテル内に溶出する。
ろ過回収した溶液を加熱し、エーテルだけを蒸発させると、溶解していた脂肪分が残留するので、 これを秤量する。エーテルには脂質以外にクロロフィル,カロチノイド,ステロイドなども溶出されるので、この定量値は一般に粗脂肪または エーテル抽出物と呼ばれる。

可溶無窒素物 : NFE 乾物から粗たんぱく質、粗脂肪、粗繊維、粗灰分を引いたもの。食品でいうところの「糖質」が含まれる。
粗繊維 : CF 主成分はセルロース。
CF法は飼料の繊維を表すものとして古くから使われてきたが、特に酸、アルカリによる煮沸処理によりヘミセルロース、リグニン、ペクチンの大部分が損失してしまい、この分析法には問題が多いと指摘されている。
酸性デタージェント繊維 : ADFom 主成分はセルロース+リグニン。
近年、上記のCF法に代わってアルカリ処理を避けたセルロース、リグニンの定量法としての酸性洗剤法により求められたもの。
中性デタージェント繊維 : NDFom 主成分はセルロース+ヘミセルロース+リグニン。
近年、上記のCF法に代わって酸、アルカリ処理を避けてリグニン、ヘミセルロースの損失を防ぐ中性洗剤法により求められたもので、現在最も一般的な反芻家畜用飼料の繊維を表す方法になっている。
粗灰分 : CA 食品中の無機質のおおよその量を表す。
(ナトリウム(Na)、カリウム(K)、カルシウム(Ca)、鉄(Fe)など)
粗灰分を定量するには、食品の一定量を550~600℃の温度で灰化し、0.3mg以上質量が減少しなくなったとき(恒量)の灰の質量を測定する。無機質成分である塩素(Cl)は加熱によって失われ、また、有機物の炭素が一部炭酸塩として灰分中に残ることから、おおよその量を表している。

が書かれています。

 

植物と分析項目の関係をわかりやすく図にすると、

植物と分析項目の関係 自然飼料品質評価研究会資料1992年版より抜粋

どの成分もそれぞれ日本の飼料分析基準に従って分析されていて、様々な測定方法で分析されています。測定方法によっては、求めたいものと合わせて他のものも合わせて測定されてしまったり、抽出しきれずに低くなったりということがあり、必ずしも真の値を示していないのだそうです。ただ、差異もほとんど問題にならない量とみなされるとあります。

 

繊維の量を表すものとして、測定方法の違いにより「粗繊維:CF」と「酸性デタージェント繊維:ADF」、「中性デタージェント繊維:NDF」の3つの値が載っています。

私たちが普段購入している牧草のパッケージに書かれている「粗繊維」は、ほとんどが「粗繊維:CF」か「酸性デタージェント繊維:ADF」のどちらかです。

繊維とは、植物細胞壁の繊維性成分のことで、セルロース、ヘミセルロース、リグニンのほか、反芻家畜には易消化性のペクチンがあります。

測定法が異なると測定される内容が異なり、粗繊維:CF < 酸性デタージェント繊維:ADF < 中性デタージェント繊維:NDF の関係が成り立ちます

全て表に載せられればよかったのですが、枠幅との関係で、主成分がセルロースの粗繊維(CF)を表にのせることにしました。

(一番上の画像に小さいですが、ADFとNDFも載せてますっ・・(汗))

 

「消化率、栄養価」として何が書かれているかというと、

粗たんぱく質、粗脂肪、可溶無窒素物、粗繊維の牛の場合の消化率と、栄養価として「可消化養分総量:TDN」、「可消化エネルギー:DE」、「代謝エネルギー:ME」がすべて牛の場合で書かれています。

このまま参考にするわけにはいかないけれど、何か参考にできないかな~と読み進めていたら、「総エネルギー(GE)」の計算式が載っていて、必要な項目はすべて一般成分組成表にあるので計算してみました。

総エネルギー : GE 飼料を完全に燃焼させたときに生じる熱量。ボンブカロリーメーターを用いて測定される。
GE(Mcal/kg) = (5.67×CP(%) + 9.68×EE(%) + 4.25×NFE(%) + 4.90×CF(%))/100

1 Mcal = 1,000kcal
作成した表では、わかりやすくするために100gあたりのkcalになるように計算しています。

前述だけで長文になってしまった・・(汗)

やっとこさ、作成した表をご覧頂きましょう。

 

お詫び :スマートフォンでご覧いただくと、サイト背景色が重なって見にくくなってしまっています。うまく直せなくて・・申し訳ありません。(涙)

輸入乾草

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No
 
 
輸入乾草 飼料名
 
 
水分
 
(%)
粗たんぱく質
CP
(%)
粗脂肪
EE
(%)
可溶無窒素物
NFE
(%)
粗繊維
CF
(%)
粗灰分
CA
(%)
総エネルギー
GE
(kcal/100g)
1 チモシー(全サンプルの平均値) 11.1 7.2 2.0 42.9 30.5 6.3 392
2 チモシー(CF:32%以下) 11.2 8.6 2.3 44.5 26.4 7.1 390
3 チモシー(32%<CF<37%) 11.1 6.7 1.9 43.8 30.5 6.0 392
4 チモシー(CF:37%以上) 11.1 6.3 1.8 39.5 35.4 5.9 394
5 イタリアンライグラス 9.4 5.6 1.3 48.9 29.2 5.6 395
6 オーツヘイ(全サンプルの平均値) 12.0 5.5 1.9 47.8 27.0 5.7 385
7 オーツヘイ(CF:30%以下) 13.0 6.0 1.7 50.3 23.5 5.5 379
8 オーツヘイ(30%<CF<35%) 12.0 5.6 1.5 47.0 28.3 5.5 385
9 オーツヘイ(CF:35%以上) 11.7 5.5 1.5 42.0 32.9 6.4 385
10 バミューダグラス 9.1 8.1 1.5 51.7 22.5 7.1 390
11 スーダングラス(全サンプルの平均値) 10.4 7.1 1.4 43.9 28.9 8.3 382
12 スーダングラス(CF:30%以下) 11.6 8.8 1.5 44.8 24.7 8.7 376
13 スーダングラス(30%<CF<35%) 10.3 7.7 1.5 43.0 29.2 8.3 384
14 スーダングラス(CF:35%以上) 13.1 5.7 1.3 39.2 32.5 8.2 371
15 トールフェスク 12.1 5.9 1.1 42.0 33.1 5.9 385
16 クレイングラス 9.4 10.6 2.1 41.7 28.1 8.0 395
17 アルファルファ(全サンプルの平均値) 11.2 17.0 1.8 36.1 25.1 8.9 390
18 アルファルファ(CP:20%以上) 11.7 19.3 1.9 35.1 23.1 9.0 390
19 アルファルファ(17%<CP<20%) 12.0 16.3 1.7 35.4 25.8 8.9 386
20 アルファルファ(CP:17%以下) 12.4 13.0 1.3 36.1 29.2 8.1 383
21 アルファルファヘイキューブ 12.1 16.7 2.2 36.1 21.9 11.1 377
22 アルファルファヘイキューブ(良質なもの) 12.6 17.8 2.6 34.0 22.3 10.7 380
23 アルファルファヘイキューブ(普及品) 10.8 14.7 2.6 33.6 26.8 11.5 383

乾草

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乾草 飼料名
 
 
水分
 
(%)
粗たんぱく質
CP
(%)
粗脂肪
EE
(%)
可溶無窒素物
NFE
(%)
粗繊維
CF
(%)
粗灰分
CA
(%)
総エネルギー
GE
(kcal/100g)
1 チモシー (1番草・出穂前) 10.6 13.4 3.6 38.6 23.7 10.1 391
2 チモシー (1番草・出穂期) 14.1 8.7 2.4 39.4 28.9 6.5 382
3 チモシー(1番草・開花期) 14.8 6.8 1.9 40.7 30.8 5.0 381
4 チモシー(1番草・結実期) 18.7 5.7 2.0 35.7 31.3 6.6 357
5 チモシー(再生草・出穂前) 12.7 11.3 2.8 43.3 22.2 7.7 384
6 チモシー(再生草・出穂期) 16.5 8.2 2.3 39.1 27.8 6.1 371
7 オーチャードグラス(1番草・出穂前) 6.2 15.5 5.0 43.1 20.5 9.7 420
8 オーチャードグラス(1番草・出穂期) 16.3 10.9 2.8 35.1 27.9 7.0 375
9 オーチャードグラス(1番草・開花期) 15.6 8.9 2.2 35.4 31.7 6.2 378
10 オーチャードグラス(1番草・結実期) 16.2 4.9 1.1 41.8 32.3 3.7 374
11 オーチャードグラス(再生草・出穂前) 15.9 13.2 3.7 33.8 24.0 9.4 372
12 オーチャードグラス(再生草・出穂期) 11.5 13.3 3.8 33.7 27.8 9.9 392
13 イタリアンライグラス(1番草・出穂前) 15.7 16.4 3.9 40.8 15.1 8.1 378
14 イタリアンライグラス(1番草・出穂期) 14.2 9.7 2.3 37.0 28.5 8.3 374
15 イタリアンライグラス(1番草・開花期) 13.9 8.1 2.1 39.1 29.8 7.0 378
16 イタリアンライグラス(1番草・結実期) 13.5 7.5 1.3 37.5 31.6 8.6 369
17 イタリアンライグラス(年内刈・出穂前) 13.9 20.5 4.5 39.7 13.8 7.6 396
18 イタリアンライグラス(再生草・出穂前) 14.1 15.9 3.4 36.8 19.8 10.0 376
19 イタリアンライグラス(再生草・出穂期) 15.2 12.2 3.1 35.8 25.1 8.6 374
20 イタリアンライグラス(再生草・開花期) 16.5 8.8 2.4 35.8 29.3 7.2 369
21 イタリアンライグラス(再生草・結実期) 20.0 8.8 2.1 35.0 28.5 5.6 359
22 オーツヘイ(出穂前) 17.3 15.2 3.9 38.2 18.4 7.0 376
23 オーツヘイ(出穂期) 15.9 12.3 3.4 38.6 23.2 6.6 380
24 オーツヘイ(開花期) 18.8 10.1 3.0 33.4 28.6 6.1 368
25 バミューダグラス(2番草・出穂期) 13.1 13.2 1.8 50.1 11.8 10.0 363
26 スーダングラス(1番草・出穂期) 15.5 5.8 1.4 40.5 27.8 9.0 355
27 スーダングラス(再生草・出穂期) 10.4 4.2 1.3 43.7 28.9 11.5 364
28 トールフェスク(1番草・出穂前) 16.3 11.2 2.1 38.2 22.9 9.3 358
29 トールフェスク(1番草・出穂期) 15.5 7.9 1.4 38.6 30.1 6.5 370
30 クレイングラス(出穂期) 7.0 7.9 1.7 41.4 32.1 9.9 394
31 アルファルファ(1番草・開花前) 10.6 19.5 1.8 36.5 19.5 12.1 379
32 アルファルファ(1番草・開花期) 16.8 15.9 2.0 33.4 23.9 8.0 369
33 アルファルファ(再生草・開花前) 13.9 18.2 3.0 34.8 21.2 8.9 384
34 アルファルファ(再生草・開花期) 13.1 16.6 2.2 34.5 25.7 7.9 388
35 アカクローバ(1番草・開花期) 17.3 12.7 2.5 36.7 23.8 7.0 369
36 アカクローバ(再生草・開花期) 17.5 13.3 2.6 35.6 24.4 6.6 371
37 シロクローバ(開花期) 15.6 20.4 4.0 35.6 13.6 10.8 372

輸入乾草と乾草の一般成分組成をみて

「日本標準飼料成分表」の数値は必ずしも真の数値を示しているとは限らないと説明にもありましたが、例えば「乾草」の「バミューダグラス(2番草・出穂期)」は、粗繊維が11.8%と他と比べてあまりに少なく、粗繊維より多く測定されるはずの酸性デタージェント繊維が10.8%となっています。

何かの間違いでは?と「畜産草地研究所お問い合わせメールフォーム」より問い合わせしてみたところ、これはサンプルが1つしかなく、たまたまそのサンプルの値が低かったんだと思うとのことでした。「輸入乾草」の「バミューダグラス」は、粗繊維が22.5%と測定されており、こちらは複数のサンプルを測定した結果なので、こちらを参考にしたほうがよいと思われますとのことでした。

たまたま、ん?と思ったけれど、気がつかずにいるところが他にも沢山あって、「必ずしも真の数値を示しているとは限らないよ」っていうのはこのことなんだろうなと思いました。

 

今まで販売されている牧草をみて、「一番刈り」「二番刈り」「三番刈り」と一年で何番目に収穫するかというだけで好し悪しを判断してしまっていたけれど、実際には生育時期のどの段階で刈り取るかで繊維量や栄養も全然異なっているんだなぁと知ったのは新たな発見です。

また別の機会に詳しく書きたいなと思っていますが、イネ科牧草の生育ステージは出穂期、開花期、結実期と進み、種子をつけた後、茎葉は枯れ草になります。

牧草はこのような生育の進行に伴って、茎葉の重量は増加していきますが、逆に、茎葉に含まれるタンパク質やカロリーなどの栄養分含有率は徐々に低下していくのだそうです。

生育ステージが進む方が収穫量が増えますが、栄養価は下がるので、この収量と栄養分含有率の両面を勘案して、栄養要求量を満足させる収穫時期、いわゆる「収穫適期」が決められます。

チモシーなどイネ科牧草の収穫適期は、牧草の「穂」が点々と観察される「出穂始期」から、伸びた茎の半分程度に穂が観察される「出穂期」までの10日間程度とされていて、この時期に収穫した牧草は繊維と栄養が両方とも十分に含まれているのだそうです。

私は、1番刈り > 2番刈り > 3番刈りと栄養価が下がると思っていましたが調べてみると、正しくは「繊維量」の誤りで、栄養価でいうと、2番刈りが最も栄養価が低いのだそうです。

2番刈り牧草は、夏場の暑さの中で発育するため、茎に対して葉が多く見かけ上の栄養価は高くなりますが、多くの葉を支えるため頑丈な繊維(リグニン化)になりやすい性質があり、結果的に消化率の低い牧草になります。3番刈り牧草の栄養価は、ほぼ1番と同様です。但し繊維が少ないと書かれています。

2番牧草の特性:高たんぱく・低エネルギー・高ミネラル・繊維含量が多い

3番牧草の特性:栄養価はまずまず。繊維含量は少ない

 

「日本標準飼料成分表」の「乾草」の「一般成分組成」を粗繊維の多い順に並び替えていると、確かに生育ステージが進んでいるものの方が上位にきているので、確かに特徴がでているなぁと思います。

「無機質含量 (乾物中)」

次に「無機質含量 (乾物中)」です。

「日本標準飼料成分表」の無機質含量(乾物中)には、カルシウム(Ca)、全リン(P)、マグネシウム(Mg)、カリウム(K)、ナトリウム(Na)、塩素(Cl)、イオウ(S)、鉄(Fe)、銅(Cu)、コバルト(Co)、亜鉛(Zn)、マンガン(Mn)、フッ素(F)、モリブデン(Mo)、ヨウ素(I)の項目がありますが、ナトリウム(Na)以降は測定値がないものも多いので、全て測定値が揃っているカルシウム(Ca)、全リン(P)、マグネシウム(Mg)、カリウム(K)を表にしています。

「一般成分組成表」に比べると掲載されている件数がぐんと少ないので、全てを比較することはできないのが残念ですが、表の一番左にあるNo.は、上記の「一般成分組成表」の飼料名と同じ番号にしてあるので、ご参考ください。

輸入乾草

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輸入乾草 飼料名
 
 
乾物
DM
(%)
カルシウム
Ca
(%)
全リン
P
(%)
マグネシウム
Mg
(%)
カリウム
K
(%)
1 チモシー(全サンプルの平均値) 88.9 0.31 0.18 0.12 1.63
6 オーツヘイ(全サンプルの平均値) 88.0 0.22 0.17 0.14 1.52
10 バミューダグラス 90.9 0.52 0.18 0.19 1.88
11 スーダングラス(全サンプルの平均値) 89.6 0.43 0.22 0.32 2.42
15 トールフェスク 87.9 0.29 0.13 0.16 2.26
16 クレイングラス 90.6 0.38 0.24 0.32 2.58
17 アルファルファ(全サンプルの平均値) 88.8 1.33 0.24 0.27 2.61

乾草

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No
 
 
乾草 飼料名
 
 
乾物
DM
(%)
カルシウム
Ca
(%)
全リン
P
(%)
マグネシウム
Mg
(%)
カリウム
K
(%)
2 チモシー(1番草・出穂期) 85.9 0.49 0.27 0.16 1.87
3 チモシー(1番草・開花期) 85.2 0.25 0.13 0.09 0.88
8 オーチャードグラス(1番草・出穂期) 83.7 0.39 0.23 0.14 2.07
11 オーチャードグラス(再生草・出穂前) 84.1 0.39 0.45 0.26 2.56
14 イタリアンライグラス(1番草・出穂期) 85.8 0.52 0.33 0.20 3.16
15 イタリアンライグラス(1番草・開花期) 86.1 0.53 0.23 0.19 2.27
16 イタリアンライグラス(1番草・結実期) 86.5 0.59 0.20 0.16 1.80
18 イタリアンライグラス(再生草・出穂前) 85.9 0.66 0.42 0.21 3.90
19 イタリアンライグラス(再生草・出穂期) 84.8 0.47 0.36 0.20 3.67
23 オーツヘイ(出穂期) 84.1 0.19 0.18 0.11 2.25
24 オーツヘイ(開花期) 81.2 0.19 0.19 0.11 1.88
32 アルファルファ(1番草・開花期) 83.2 1.25 0.23 0.30 2.08
35 アカクローバ(1番草・開花期) 82.7 1.65 0.24 0.37 2.31

 

掲載件数がぐぐっと少なくなってしまったのは残念なところですが、皆さんよくご存じなとおり、マメ科牧草のカルシウム含量が多いことという特徴がよくでているのがわかります。

副食として与えたいな~と思っていた赤クローバもマメ科牧草の仲間ですが、アルファルファよりもさらにカルシウム含量が多いんだと初めて知りました。

オーツヘイはカルシウム含量が少なく、チモシーよりイタリアンライグラスの方がカルシウム含量が高いことがわかります。

さらに、ミネラルのバランスも大切で色々と書かれているものを見つけましたので、これもまた別の機会に書きたいと思います。

「ビタミン含量 (乾物中)」

順番的には次は「アミノ酸含量」なのですが、「アミノ酸含量」については、「乾草」ではアルファルファ(No.17)しか記載がないので、今回は省略します。

アルファルファの栄養について、他の本でわかりやすく書いてあったので、別の機会に合わせてご紹介します。

 

さて、では、ビタミン含量(乾物中)をご紹介します。

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乾草 飼料名
 
 
乾物
DM
(%)
全カロテン
(mg/kg)
ビタミンE
(mg/kg)
チアミン
(mg/kg)
リボフラビン
(mg/kg)
2 チモシー(1番草・出穂期) 85.9 20 63 1.6 10.5
8 オーチャードグラス(1番草・出穂期) 83.7 30 248 2.0 6.9
32 アルファルファ(1番草・開花期) 83.2 42 426 2.9 11.2

 

これまた、掲載件数が少ないですが、アルファルファは無機質含量だけでなくビタミンも豊富で、「牧草の女王」という別名があることもうなづけます。

 

「日本標準飼料成分表 2009年度版」をみて

とっても長くなってしまいましたが、最後までご覧いただきありがとうございます。

あくまで、試料をもとに測定した数値をまとめてくれているものなので、全てこのとおりとは言えませんが、普段購入している「牧草」の説明書きを読んでいても、「繊維が豊富」「歯の健康に役立つ」などなどと一般的なことは沢山書かれているものの、商品自体の特徴まではほとんど書かれていないので、今度牧草を購入しようとしたときに、イメージしやすくなったかな?と思います。

ほんのちょっとでもお役に立てていたら嬉しいな~と思います。

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