輸入牧草(品質別)と国産牧草(生育ステージ別)の一般成分のまとめ  [ 日本標準飼料成分表 (2009年版) / 『乾草』より ]

日本標準飼料成分表(2009年版)

農林水産省図書館で日本標準飼料成分表 [ 2009年版 ] のコピーをとらせて頂いたのは2016年のこと。

新刊が発行された時には購入しようと思って問い合わせしてみると、乳牛の飼養標準 → 肉用牛の飼養標準 → 日本標準飼料成分表の順で発行される予定ですが、新刊が発行されても牧草類の成分の大きな変更はないと思われるとのことでした。

乳牛の飼養標準の新刊が発行されたのが2017年。肉用牛の飼養標準の新刊はまだ発行されておらず、その後となると日本標準飼料成分表の新刊発行はまだまだ先だろうな~と、公益社団法人中央畜産会さんに注文をして日本標準飼料成分表 [ 2009年版 ] を購入しました。

価格はCD-ROMもついて3,334円(税・送料別)。

コピーをとらせて頂いた際には見逃してしまっていたページも沢山あり、活用の幅がぐんと広がったので、コツコツとまとめていきたいと思います。

当記事では、牧草(乾草)の一般成分について、各成分の分析法を説明した上で、輸入牧草は品質別に、国産牧草は生育ステージ別に、原物中と乾物中の測定値を一覧表とグラフで紹介したいと思います。

[2019.04 UPDATE]

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飼料の一般成分を確認する際の予備知識

飼養標準によって示された、家畜・家禽の養分要求量に見合った飼料の配合や、給与設計を行う際に活用されている日本標準飼料成分表。

私たち人間でいうと、文部科学省の日本食品標準成分表が近い存在になるわけですが、日本食品標準成分表では一般成分について「一般成分とは水分、たんぱく質、脂質、炭水化物及び灰分である。」と説明していますが、日本標準飼料成分表では炭水化物という表現は用いられていません。

日本標準飼料成分表では、一般成分を『水分』『粗タンパク質』『粗脂肪』『可溶無窒素物』『粗繊維』『粗灰分』の6成分として、

日本標準飼料成分表の一般成分(原物中)の関係

の関係が成り立ち、飼料の原物中の含有量 を表しています。

また、これとは別に水分を含まない乾物の場合のデータも掲載されており、こちらは飼料の乾物中の含有量 を表していて、

日本標準飼料成分表の一般成分(乾物中)の関係

となります。

色々な文献をみていると、原物中のデータを参考にされているものもあれば乾物中のデータを参考にされているものもあるので、両方とも紹介したいと思います。

飼料成分の分析法

日本標準飼料成分表 [2009年版]の後ろのページに、付属資料として飼料成分の分析法について説明書きがありました。

乾草に該当する分析法だけ紹介しようかとも思いましたが、今後様々な飼料の成分を確認する機会があるかもしれないので、飼料成分の分析法として書かれていることを全般的にまとめておきたいと思います。

水分 (Moisture)

飼料中の「水」の含量で、飼料の性状を表す最も基本的な成分の一つ。水分の定量は分析操作が容易な加熱減量法を用いる。

分析基準では、135℃ 2時間乾燥法で測定することになっているが、ほかに105℃ 3時間乾燥法、105℃恒量法なども用いられる。

トウモロコシジスチラーズグレインソリュブル、フィッシュソリュブル吸着飼料、脱脂粉乳およびグルテンフィードについては揮発成分の揮散や熱分解の恐れがあるため、105℃ 3時間乾燥法によって定量することになっている。

フィッシュソリュブルや糖蜜などの粘質状のものについては、あらかじめ20~30倍のケイ砂を加えて混合し、湯浴上で乾固させたのち、加熱減量法によって測定する。

サイレージのように揮発性成分の多い試料ではトルエン蒸留法を用いることが多いが、100℃ 18時間加熱減量法を用いることもある。

粗蛋白質 (Crude Protein , CP)

試料中の含窒素化合物を硫酸分解してアンモニアとしたのち、アルカリ条件下の蒸留を行い、溜出するアンモニアを酸に吸収させ、これを滴定によって求めるケルダール法によって定量した全窒素量に蛋白質へ換算する係数(窒素係数)を乗じて求める。

一般に飼料蛋白質中の窒素含量は平均16.0%であるので、窒素係数として6.25(100/16.0)を用いるが、飼料によってこの値は異なり、脱脂粉乳、乾燥ホエーなどの牛乳由来飼料に限っては6.38を用いるものの、その他飼料では6.25を用いているので、飼料の粗蛋白質含量は厳密に純蛋白質含量を表すものではない。例えば、小麦や大豆などを由来とする飼料では過大評価している。

ケルダール法によって測定される全窒素には、アミノ酸、アミド、アンモニアなどの非蛋白態窒素化合物も含まれるが、これらの窒素化合物は家畜に利用されるので、これらを含めた全窒素を蛋白態窒素とみなして6.25あるいは6.38を乗じ、粗蛋白質としている。

粗脂肪 (Ether Extract , EE)

ジエチルエーテル抽出法:試料をジエチルエーテルで16時間抽出した成分を粗脂肪とする。

この中には脂肪のほかに、リン脂質、コレステリン、遊離脂肪酸、脂溶性色素(クロロフィル、カロテノイドなど)、ロウなどが含まれるが、脂肪以外の成分は相対的に極めて少量である。

酸分解ジエチルエーテル抽出法:酵母、膨化(エキスパンド)処理した穀類およびマメ類については、そのままでは脂肪がジエチルエーテルでは十分抽出されないため、あらかじめ試料に塩酸を加えて脂肪を遊離の状態にしたのちジエチルエーテル抽出する。

可溶無窒素物(Nitrogen Free Extracts , NFE)

可溶無窒素物は、水分、粗たんぱく質、粗脂肪、粗繊維および粗灰分の総和(%)を100から差し引いて求める。

この中には単少糖類、デンプンなど家畜に利用されやすい糖類が含まれるほかに、粗繊維定量操作の酸、アルカリ煮沸時に可溶化したヘミセルロース、リグニン、ペクチンの大部分とセルロースの一部、さらには有機酸、ゴム質、色素など多くの成分が含まれている。

粗繊維(Crude Fiber , CF)

試料を1.25%硫酸、次いで1.25%水酸化ナトリウムで煮沸し、エチルアルコールおよびエチルエーテルで洗浄したのちの残さから残存する粗灰分を除いたものの含量を粗繊維とする。

この中には、セルロースの大部分とヘミセルロース、リグニン、ペクチンの一部などが含まれる。

ヘミセルロース、リグニン、ペクチンの大部分は酸、アルカリ処理時に可溶化して溶出するため、この画分には含まれない。

粗灰分(Crude Ash , CA)

試料を600℃で 2時間灼熱灰化し残った残さを粗灰分とする。

粗灰分の中には純灰分のほかに有機物残存炭素、有機物の酸化で生じた炭酸ガスからの炭酸塩なども含まれる。

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

粗繊維(CF)だけでは飼料中の繊維成分はわからない?

前項で説明した飼料成分の分析法の中で注意しなければならないのは、「粗繊維(CF)」と「可溶無窒素物(NFE)」のところです。

チンチラやウサギのような完全な草食動物にとって最も重要な成分は繊維なので、粗繊維(CF)に着目すればいいんだな?と思うと、それは誤りです。

飼料中の繊維とは植物細胞壁の繊維性成分のことで、セルロース、ヘミセルロース、リグニンやペクチンなどが挙げられるのですが、粗繊維(CF)の分析法ではヘミセルロース、リグニン、ペクチンの大部分が酸、アルカリ煮沸によって溶出してしまうため、粗繊維(CF)の主成分はセルロースです。

一般成分の画分の中で、溶け出してしまったヘミセルロースやリグニン、ペクチンはどこに含まれているのかというと、単少糖類や澱粉といった糖類と一緒に可溶無窒素物(NFE)の中に含まれています。

そのため、飼料中の繊維性成分を詳しく知るためには、「酸性デタージェント繊維(ADF)」や「中性デタージェント繊維(NDF)」といった異なる分析法で測定されたデータも併用して確認する必要があります。

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輸入乾草の一般成分 (品質別)

日本標準飼料成分表では、牧草類は(a)生草、(b)サイレージ、(c)乾草の3つの分類に掲載されています。

私たちが普段チンチラに与えている牧草の多くは輸入乾草にあたるので、まず始めに輸入乾草を紹介して、その後で乾草(国産)について紹介したいと思います。

日本標準飼料成分表における、輸入乾草と乾草(国産)の掲載方法の大きな違いは、輸入乾草は品質によって分類されているのに対して、乾草(国産)は生育ステージによって分類されていることです。

品質によって栄養バランスがどのように変化するのかを知りたい場合には輸入乾草の項を参考に、生育ステージによって栄養バランスがどのように変化するのかを知りたい場合には、次項の乾草(国産)を参考に活用していただけるとよいんじゃないかな~と思います。

輸入乾草(原物中)〈 水分・粗蛋白質・粗脂肪・可溶無窒素物・粗繊維・粗灰分 〉

日本標準飼料成分表 [ 2009年版 ]に掲載されている輸入乾草(原物中)の一般成分を紹介します。

各画分ごとに表を並び替えできるようにしたかったのですが、表示幅の関係もあって見づらくなってしまったため、一般成分表を作成した上で、別途棒グラフを作成して表記することにしました。

輸入乾草(原物中)の一般成分表

イネ科

水分

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

1

チモシー (全サンプルの平均値)

11.1

7.2

2.0

42.9

30.5

6.3

(1a)

チモシー (CF:32%以下)

11.2

8.6

2.3

44.5

26.4

7.1

(1b)

チモシー (32%<CF<37%)

11.1

6.7

1.9

43.8

30.5

6.0

(1c)

チモシー (CF:37%以上)

11.1

6.3

1.8

39.5

35.4

5.9

2

イタリアンライグラス

9.4

5.6

1.3

48.9

29.2

5.6

3

オーツヘイ (全サンプルの平均値)

12.0

5.5

1.9

47.8

27.0

5.7

(3a)

オーツヘイ (CF:30%以下)

13.0

6.0

1.7

50.3

23.5

5.5

(3b)

オーツヘイ (30%<CF<35%)

12.0

5.6

1.5

47.0

28.3

5.5

(3c)

オーツヘイ (CF:35%以上)

11.7

5.5

1.5

42.0

32.9

6.4

4

バミューダグラス

9.1

8.1

1.5

51.7

22.5

7.1

5

スーダングラス (全サンプルの平均値)

10.4

7.1

1.4

43.9

28.9

8.3

(5a)

スーダングラス (CF:30%以下)

11.6

8.8

1.5

44.8

24.7

8.7

(5b)

スーダングラス (30%<CF<35%)

10.3

7.7

1.5

43.0

29.2

8.3

(5c)

スーダングラス (CF:35%以上)

13.1

5.7

1.3

39.2

32.5

8.2

6

トールフェスク

12.1

5.9

1.1

42.0

33.1

5.9

7

クレイングラス

9.4

10.6

2.1

41.7

28.1

8.0

( 原物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

マメ科

水分

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

8

アルファルファ (全サンプルの平均値)

11.2

17.0

1.8

36.1

25.1

8.9

(8a)

アルファルファ (CP:20%以上)

11.7

19.3

1.9

35.1

23.1

9.0

(8b)

アルファルファ (17%<CP<20%)

12.0

16.3

1.7

35.4

25.8

8.9

(8c)

アルファルファ (CP:17%以下)

12.4

13.0

1.3

36.1

29.2

8.1

9

アルファルファヘイキューブ (全サンプルの平均値)

12.1

16.7

2.2

36.1

21.9

11.1

(9a)

アルファルファヘイキューブ (良質なもの)

12.6

17.8

2.6

34.0

22.3

10.7

(9b)

アルファルファヘイキューブ (普及品)

10.8

14.7

2.6

33.6

26.8

11.5

( 原物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

輸入乾草(原物中)一般成分の棒グラフ

先に紹介した、日本標準飼料成分表 [ 2009年版 ] の輸入乾草(原物中)の一般成分表を棒グラフにしたものがこちらです。

品質が異なると栄養バランスがどのように変化しているのかを比較するのに役立てて頂ければいいな~と思います。草種ごとに比較したい場合には、輸入乾草(原物中)の棒グラフよりも、後述する水分を除いた輸入乾草(乾物中)の棒グラフの方がわかりやすいかなと思います。

日本標準飼料成分表(2009年版) 輸入乾草の一般成分(原物中)を参考に作成した棒グラフ

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輸入乾草 (乾物中) 〈 粗蛋白質・粗脂肪・可溶無窒素物・粗繊維・粗灰分 〉

続いて、輸入乾草(乾物中)の一般成分です。

乾草の乾物中というとややこしいですが、乾物(Dry Matter)とは水分を除いたすべての成分の総和のことで、すべての養分が含まれているため、家畜・家禽の飼料計算において特に重要な乾物摂取量の基礎として活用されています。

個々のデータを比較する際には、水分を含まない乾物中の一般成分の方が比較しやすくてわかりやすいと思います。

輸入乾草(原物中)の項目と同様に、一般成分表と棒グラフと続けて紹介します。

輸入乾草 (乾物中) の一般成分表

イネ科

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

1

チモシー (全サンプルの平均値)

8.1

2.3

48.2

34.3

7.1

(1a)

チモシー (CF:32%以下)

9.6

2.6

50.1

29.7

7.9

(1b)

チモシー (32%<CF<37%)

7.6

2.1

49.2

34.3

6.7

(1c)

チモシー (CF:37%以上)

7.0

2.0

44.5

39.8

6.7

2

イタリアンライグラス

6.2

1.5

53.9

32.2

6.2

3

オーツヘイ (全サンプルの平均値)

6.3

2.2

54.3

30.7

6.5

(3a)

オーツヘイ (CF:30%以下)

6.9

2.0

57.8

27.0

6.3

(3b)

オーツヘイ (30%<CF<35%)

6.4

1.7

53.4

32.2

6.3

(3c)

オーツヘイ (CF:35%以上)

6.2

1.7

47.6

37.3

7.2

4

バミューダグラス

8.9

1.6

56.9

24.7

7.9

5

スーダングラス (全サンプルの平均値)

7.9

1.6

49.0

32.3

9.2

(5a)

スーダングラス (CF:30%以下)

9.9

1.7

50.7

27.9

9.8

(5b)

スーダングラス (30%<CF<35%)

8.6

1.7

47.9

32.6

9.2

(5c)

スーダングラス (CF:35%以上)

6.6

1.5

45.1

37.4

9.4

6

トールフェスク

6.7

1.2

47.8

37.6

6.7

7

クレイングラス

11.8

2.3

46.1

31.1

8.8

( 乾物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

マメ科

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

8

アルファルファ (全サンプルの平均値)

19.1

2.0

40.6

28.3

10.0

(8a)

アルファルファ (CP:20%以上)

21.9

2.1

39.8

26.0

10.2

(8b)

アルファルファ (17%<CP<20%)

18.5

1.9

40.2

29.3

10.1

(8c)

アルファルファ (CP:17%以下)

14.8

1.5

41.2

33.3

9.2

9

アルファルファヘイキューブ (全サンプルの平均値)

19.0

2.5

41.0

24.9

12.6

(9a)

アルファルファヘイキューブ (良質なもの)

20.4

3.0

38.9

25.5

12.2

(9b)

アルファルファヘイキューブ (普及品)

16.5

2.9

37.7

30.0

12.9

( 乾物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

輸入乾草 (乾物中) 一般成分の棒グラフ

日本標準飼料成分表(2009年版) 輸入乾草の一般成分(乾物中)を参考に作成した棒グラフ

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乾草 (国産) の一般成分 (生育ステージ別)

次に、乾草 (国産) の一般成分についてです。

乾草 (国産)の場合は、一番草と再生草の違いを比較できたり、生育ステージが進むと栄養成分がどのように変化していくのかがわかります。

こちらも前項で紹介した輸入乾草と同様に、原物中と乾物中それぞれを、一般成分表と棒グラフで紹介します。

乾草(原物中)〈 水分・粗蛋白質・粗脂肪・可溶無窒素物・粗繊維・粗灰分 〉

乾草 (原物中) の一般成分表

イネ科

水分

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

J1-a

チモシー (1番草・出穂前)

10.6

13.4

3.6

38.6

23.7

10.1

J1-b

チモシー (1番草・出穂期)

14.1

8.7

2.4

39.4

28.9

6.5

J1-c

チモシー (1番草・開花期)

14.8

6.8

1.9

40.7

30.8

5.0

J1-d

チモシー (1番草・結実期)

18.7

5.7

2.0

35.7

31.3

6.6

J2-a

チモシー (再生草・出穂前)

12.7

11.3

2.8

43.3

22.2

7.7

J2-b

チモシー (再生草・出穂期)

16.5

8.2

2.3

39.1

27.8

6.1

J2-c

オーチャードグラス (1番草・出穂前)

6.2

15.5

5.0

43.1

20.5

9.7

J3-a

オーチャードグラス (1番草・出穂期)

16.3

10.9

2.8

35.1

27.9

7.0

J3-b

オーチャードグラス (1番草・開花期)

15.6

8.9

2.2

35.4

31.7

6.2

J3-c

オーチャードグラス (1番草・結実期)

16.2

4.9

1.1

41.8

32.3

3.7

J4-a

オーチャードグラス (再生草・出穂前)

15.9

13.2

3.7

33.8

24.0

9.4

J4-b

オーチャードグラス (再生草・出穂期)

11.5

13.3

3.8

33.7

27.8

9.9

J5-a

イタリアンライグラス (1番草・出穂前)

15.7

16.4

3.9

40.8

15.1

8.1

J5-b

イタリアンライグラス (1番草・出穂期)

14.2

9.7

2.3

37.0

28.5

8.3

J5-c

イタリアンライグラス (1番草・開花期)

13.9

8.1

2.1

39.1

29.8

7.0

J5-d

イタリアンライグラス (1番草・結実期)

13.5

7.5

1.3

37.5

31.6

8.6

J6

イタリアンライグラス (年内刈・出穂前)

13.9

20.5

4.5

39.7

13.8

7.6

J7-a

イタリアンライグラス (再生草・出穂前)

14.1

15.9

3.4

36.8

19.8

10.0

J7-b

イタリアンライグラス (再生草・出穂期)

15.2

12.2

3.1

35.8

25.1

8.6

J7-c

イタリアンライグラス (再生草・開花期)

16.5

8.8

2.4

35.8

29.3

7.2

J7-d

イタリアンライグラス (再生草・結実期)

20.0

8.8

2.1

35.0

28.5

5.6

J8-a

オーツヘイ (出穂前)

17.3

15.2

3.9

38.2

18.4

7.0

J8-b

オーツヘイ (出穂期)

15.9

12.3

3.4

38.6

23.2

6.6

J8-c

オーツヘイ (開花期)

18.8

10.1

3.0

33.4

28.6

6.1

J9

バミューダグラス (2番草・出穂期)

13.1

13.2

1.8

50.1

11.8

10.0

J10-a

スーダングラス (1番草・出穂期)

15.5

5.8

1.4

40.5

27.8

9.0

J10-b

スーダングラス (再生草・出穂期)

10.4

4.2

1.3

43.7

28.9

11.5

J11-a

トールフェスク (1番草・出穂前)

16.3

11.2

2.1

38.2

22.9

9.3

J11-b

トールフェスク (1番草・出穂期)

15.5

7.9

1.4

38.6

30.1

6.5

J12-a

クレイングラス (出穂期)

7.0

7.9

1.7

41.4

32.1

9.9

( 原物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

マメ科

水分

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

J13-a

アルファルファ (1番草・開花前)

10.6

19.5

1.8

36.5

19.5

12.1

J13-b

アルファルファ (1番草・開花期)

16.8

15.9

2.0

33.4

23.9

8.0

J14-a

アルファルファ (再生草・開花前)

13.9

18.2

3.0

34.8

21.2

8.9

J14-b

アルファルファ (再生草・開花期)

13.1

16.6

2.2

34.5

25.7

7.9

J15-a

アカクローバ (1番草・開花期)

17.3

12.7

2.5

36.7

23.8

7.0

J15-b

アカクローバ (再生草・開花期)

17.5

13.3

2.6

35.6

24.4

6.6

J16

シロクローバ (開花期)

15.6

20.4

4.0

35.6

13.6

10.8

( 原物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

乾草 (原物中) 一般成分の棒グラフ

日本標準飼料成分表(2009年版) 乾草(国産)の一般成分(原物中)を参考に作成した棒グラフ

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乾草 (乾物中) 〈 粗蛋白質・粗脂肪・可溶無窒素物・粗繊維・粗灰分 〉

乾草(乾物中)の一般成分表

イネ科

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

J1-a

チモシー (1番草・出穂前)

15.0

4.0

43.2

26.5

11.3

J1-b

チモシー (1番草・出穂期)

10.1

2.8

45.9

33.6

7.6

J1-c

チモシー (1番草・開花期)

8.0

2.2

47.8

36.2

5.9

J1-d

チモシー (1番草・結実期)

7.0

2.5

43.9

38.5

8.1

J2-a

チモシー (再生草・出穂前)

12.9

3.2

49.6

25.4

8.8

J2-b

チモシー (再生草・出穂期)

9.8

2.8

46.8

33.3

7.3

J2-c

オーチャードグラス (1番草・出穂前)

16.5

5.3

45.9

21.9

10.2

J3-a

オーチャードグラス (1番草・出穂期)

13.0

3.3

41.9

33.3

8.4

J3-b

オーチャードグラス (1番草・開花期)

10.5

2.6

41.9

37.6

7.3

J3-c

オーチャードグラス (1番草・結実期)

5.8

1.3

49.9

38.5

4.4

J4-a

オーチャードグラス (再生草・出穂前)

15.7

4.4

40.2

28.5

11.2

J4-b

オーチャードグラス (再生草・出穂期)

15.0

4.3

38.1

31.4

11.2

J5-a

イタリアンライグラス (1番草・出穂前)

19.5

4.6

48.4

17.9

9.6

J5-b

イタリアンライグラス (1番草・出穂期)

11.3

2.7

43.1

33.2

9.7

J5-c

イタリアンライグラス (1番草・開花期)

9.4

2.4

45.4

34.6

8.1

J5-d

イタリアンライグラス (1番草・結実期)

8.7

1.5

43.4

36.5

9.9

J6

イタリアンライグラス (年内刈・出穂前)

23.8

5.2

46.1

16.0

8.8

J7-a

イタリアンライグラス (再生草・出穂前)

18.5

4.0

42.8

23.1

11.6

J7-b

イタリアンライグラス (再生草・出穂期)

14.4

3.7

42.2

29.6

10.1

J7-c

イタリアンライグラス (再生草・開花期)

10.5

2.9

42.9

35.1

8.6

J7-d

イタリアンライグラス (再生草・結実期)

11.0

2.6

43.8

35.6

7.0

J8-a

オーツヘイ (出穂前)

18.4

4.7

46.2

22.2

8.5

J8-b

オーツヘイ (出穂期)

14.6

4.0

45.9

27.6

7.8

J8-c

オーツヘイ (開花期)

12.4

3.7

41.1

35.2

7.5

J9

バミューダグラス (2番草・出穂期)

15.2

2.1

57.7

13.6

11.5

J10-a

スーダングラス (1番草・出穂期)

6.9

1.7

47.9

32.9

10.7

J10-b

スーダングラス (再生草・出穂期)

4.7

1.5

48.8

32.3

12.8

J11-a

トールフェスク (1番草・出穂前)

13.4

2.5

45.6

27.4

11.1

J11-b

トールフェスク (1番草・出穂期)

9.3

1.7

45.7

35.6

7.7

J12-a

クレイングラス (出穂期)

8.5

1.8

44.5

34.5

10.6

( 乾物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

マメ科

粗タンパク質

粗脂肪

可溶無窒素物

粗繊維

粗灰分

CP

EE

NFE

CF

CA

(%)

(%)

(%)

(%)

(%)

J13-a

アルファルファ (1番草・開花前)

21.8

2.0

40.8

21.8

13.5

J13-b

アルファルファ (1番草・開花期)

19.1

2.4

40.1

28.7

9.6

J14-a

アルファルファ (再生草・開花前)

21.1

3.5

40.4

24.6

10.3

J14-b

アルファルファ (再生草・開花期)

19.1

2.5

39.7

29.6

9.1

J15-a

アカクローバ (1番草・開花期)

15.4

3.0

44.4

28.8

8.5

J15-b

アカクローバ (再生草・開花期)

16.1

3.2

43.2

29.6

8.0

J16

シロクローバ (開花期)

24.2

4.7

42.2

16.1

12.8

( 乾物中の含量 )

日本標準飼料成分表 [2009年版](社団法人 中央畜産会 発行 / 2015.3 初版三刷 )より引用

乾草(乾物中)一般成分の棒グラフ

日本標準飼料成分表(2009年版) 乾草(国産)の一般成分(乾物中)を参考に作成した棒グラフ

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乾草(輸入・国産)の一般成分表をみて

日本標準飼料成分表 [ 2009年版 ] を参考に、輸入乾草と乾草(国産)の一般成分についてまとめてみました。

チンチラのように完全な草食動物にとって最も重要な繊維性成分を知りたい場合には、一般成分表を確認するだけでは不十分で、「酸性デタージェント繊維(ADF)」や「中性デタージェント繊維(NDF)」といった異なる分析法で測定されたデータも併用して確認する必要がありますが、まずは基本となる栄養素のバランスを確認するのに役立ててもらえたらよいなぁと思います。

私が、日本標準飼料成分表 [ 2009年版 ] に掲載されている輸入乾草と乾草(国産)の一般成分表をみて納得したことは、

乾草の一般成分をみてわかったこと

粗繊維(CF)と粗蛋白質(CP)の関係は反比例している。

マメ科乾草はイネ科乾草に比べて粗蛋白質(CP)の含有量が多い。

生育ステージが進むほど粗蛋白質(CP)の含有量が減り、粗繊維(CF)の含有量が増える。

刈り取りのタイミングをみると、出穂前に刈り取られた一番草が最も粗蛋白質(CP)が多い。

といったことが挙げられます。

国内メーカーから販売されている輸入乾草の多くはパッケージに成分表示がされていますが、パッケージのデザイン時に印刷されたものであって、中に入っている牧草そのものの成分分析を行って記載しているわけではありません。

また、犬や猫のペットフードのように表示義務はなく、~以下・~以上と書かれていたりと、あまり参考になりません。

パッケージに書かれた内容を鵜呑みにするよりも、実際に牧草を手に取って生育ステージや品質がどのくらいに相当するのかを想像して、おおよそ一般成分はこれくらいだろうな・・と推測する方がよいんじゃないかなと思います。

牧草の栄養成分を推測するときの一つの材料として、一般成分表やグラフを活用していただけたらいいな~と思います。

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